TAAF2023:「メカアマト」がアニメファン賞 “2022年最も愛されたアニメ”に

「東京アニメアワードフェスティバル2023」のアニメ オブ ザ イヤー部門のアニメファン賞に選ばれた「メカアマト」(C)2022 Animonsta Studios Sdn. Bhd. All rights reserved.
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「東京アニメアワードフェスティバル2023」のアニメ オブ ザ イヤー部門のアニメファン賞に選ばれた「メカアマト」(C)2022 Animonsta Studios Sdn. Bhd. All rights reserved.

 国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2023(TAAF2023)」(同実行委員会・日本動画協会主催)の「アニメ オブ ザ イヤー部門」の受賞作品が2月9日、発表され、マレーシア発のヒーローアニメ「メカアマト」が、ファンによる投票で選ばれる「アニメファン賞」を受賞したことが分かった。「2022年に最も愛された作品」に贈られる賞で、総投票数18万3364票の中から1位に輝いた。同作には日本国内外から多くの票が集まったという。

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 アニメファン賞は、2021年度はテレビアニメ「アイドリッシュセブン Third BEAT!」第1クール、2020年度は「アイドリッシュセブン Second BEAT!」、2019年度は「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム」、2018年度は「BANANA FISH」、2017、16年度は「ユーリ!!! on ICE」、2015年度は「銀魂」、2014年度は「劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-」、2013年度は「ダンボール戦機ウォーズ」が受賞した。

 「メカアマト」は、少年アマトとメカボットのコンビが宇宙から来たバッドロボと戦うアクションアドベンチャー。アニメ専門チャンネル「カートゥーン ネットワーク」で放送中。日本語吹き替え版には、村瀬歩さん、松岡禎丞さん、白石涼子さん、加藤英美里さん、大谷理美さんが出演している。

 アニメ オブ ザ イヤー部門の作品賞も発表され、劇場映画部門は「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督)、テレビシリーズ部門は「SPY×FAMILY」が選ばれた。個人賞は、吉田玲子さんが原作・脚本部門、谷口監督が監督・演出部門、亀田祥倫さんがアニメーター部門、衛藤功二さんが美術・色彩・映像部門、Adoさんが音響・パフォーマンス部門で受賞した。

 アニメ オブ ザ イヤー部門は、2021年10月1日~2022年9月30日に上映・放送されたアニメ全412作品からファン投票で選ばれた「みんなが選ぶベスト100」の中から選定される。アニメ業界で活躍するプロデューサー、クリエーター、アニメグッズを扱う店舗などの投票で「作品賞」「個人賞」を選出、ファン投票で「アニメファン賞」が選出される。

 TAAFは、アニメ文化と産業の振興や新たな人材の発掘、育成を目的に2014年から開催されている。プロ、アマ問わず世界のアニメを対象にした「コンペティション部門」、日本国内で発表されたアニメを対象とした「アニメ オブ ザ イヤー部門」などを選定する。今年は東京・池袋で3月10~13日に開催。

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