国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2023(TAAF2023)」(同実行委員会・日本動画協会主催)の「アニメ オブ ザ イヤー部門」の受賞作品が2月9日、発表され、作品賞の劇場映画部門に「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督)、テレビシリーズ部門に「SPY×FAMILY」が選ばれたことが分かった。
ウナギノボリ
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個人賞は、吉田玲子さんが原作・脚本部門、谷口監督が監督・演出部門、亀田祥倫さんがアニメーター部門、衛藤功二さんが美術・色彩・映像部門、Adoさんが音響・パフォーマンス部門でそれぞれ受賞した。
ファンによる投票で選ばれる「アニメファン賞」も発表され、マレーシア発のヒーローアニメ「メカアマト」が受賞した。「2022年に最も愛された作品」に贈られる賞で、総投票数18万3364票の中から1位に輝いた。同作には日本国内外から多くの票が集まったという。
アニメ オブ ザ イヤー部門は、2021年10月1日~2022年9月30日に上映・放送されたアニメ全412作品からファン投票で選ばれた「みんなが選ぶベスト100」の中から選定される。アニメ業界で活躍するプロデューサー、クリエーター、アニメグッズを扱う店舗などの投票で「作品賞」「個人賞」を選出、ファン投票で「アニメファン賞」が選出される。
TAAFは、アニメ文化と産業の振興や新たな人材の発掘、育成を目的に2014年から開催されている。プロ、アマ問わず世界のアニメを対象にした「コンペティション部門」、日本国内で発表されたアニメを対象とした「アニメ オブ ザ イヤー部門」などを選定する。今年は東京・池袋で3月10~13日に開催。
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