転スラ:テレビアニメ第3期が2024年春放送 10周年企画で初舞台化 新オリジナルアニメも

「転生したらスライムだった件」のテレビアニメ第3期のティザービジュアル(C)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
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「転生したらスライムだった件」のテレビアニメ第3期のティザービジュアル(C)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

 小説投稿サイト「小説家になろう」で人気のライトノベルから生まれたテレビアニメ「転生したらスライムだった件(転スラ)」の第3期が、2024年春から日本テレビ系で放送されることが分かった。原作が連載開始から10年を迎えることを記念した企画「転スラ 10th(テンス)プロジェクト」が2月20日に始動することも発表された。新たなオリジナルアニメが制作されるほか、同作が初めて舞台化され、8月に上演されるなどさまざまな企画を予定している。

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 10周年企画の一環として、原作者の伏瀬さんが書き下ろした小説「コリウスの夢」が全3話がアニメ化され、今秋に展開される。テレビアニメ第1期と第2期の間となるストーリーで、コリウス王国で渦巻く陰謀にリムルが立ち向かう。リムルの前世である三上悟役も演じた寺島拓篤さんがオープニング主題歌を担当する。

 寺島さんは「またしても大役をいただいてしまいました。ありがとうございます。『またお前か』と皆様お思いでしょう。続く言葉が『もういいよ』ではなく『おぉいいぞ、もっとやれ!』になるよう今回も必死で頑張ります! 全3話のアニメシリーズに新作の主題歌がつくという珍しくもうれしい展開に、やっぱり転スラチームは気合が入ってるな、と関心してしまいます。同時に、作品をより良くするための音楽制作に携わる者として、身が引き締まる思いです。今作にしかない魅力、キーワードと、転スラらしさをミックスした良い曲に仕上がるように精いっぱい取り組みますので、どうぞご期待ください!」と語っている。

 伏瀬さんが書き下ろしたスペシャルストーリー「とある休暇の過ごし方」が、2月20日から「小説家になろう」で連載されることも発表された。原作の第9巻と第10巻の間の物語で、リムルたちが新必殺技の開発のため、古今東西の魔法が集まる地・魔塔に赴くが、争いに巻き込まれる……というストーリー。同作のコミカライズが、マンガ誌「月刊少年シリウス」(講談社)で連載されることも分かった。「3×3EYES(サザンアイズ)」の高田裕三さんがマンガを手がける。
 
 「転スラ」は、小説投稿サイト「小説家になろう」で人気の伏瀬さんのライトノベル。現代社会のサラリーマンが異世界に転生して活躍する姿を描いている。川上泰樹さんが手がけるコミカライズが「月刊少年シリウス」(講談社)で連載されている。シリーズ累計発行部数は4000万部以上。テレビアニメ第1期が2018年10月~2019年3月、第2期の第1部が2021年1~3月、第2部が同7~9月に放送された。伏瀬さんがストーリー原案を手がけた完全新作劇場版「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮(ぐれん)の絆編」が、2022年11月に公開された。

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