松本零士さん：85歳で死去　「銀河鉄道999」　マンガ界の巨匠　

　「銀河鉄道999」などで知られるマンガ家の松本零士さんが、死去していたことが分かった。85歳だった。2月13日に急性心不全のため東京都内の病院で死去した。告別式は近親者のみで執り行われた。

ウナギノボリ

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　松本さんは、1938年生まれ、福岡県出身。6歳から絵を描き始め、9歳で手塚治虫の「新寶島」「月世界紳士」と出会ったことをきっかけにマンガを描き始めた。15歳で投稿作「蜜蜂の冒険」が「漫画少年」（学童社）に掲載され、商業誌デビュー。1957年に「黒い花びら」が「少女」（光文社）に掲載されてからは、少女マンガ誌での執筆が続く。1960年代に「漫画ゴラク」（日本文芸社）で「セクサロイド」を発表し、青年マンガ誌での執筆が増え、少年・青年マンガのジャンルで活躍した。

　代表作は「男おいどん」「ガンフロンティア」「クイーンエメラルダス」「ザ・コックピットシリーズ」「宇宙海賊キャプテンハーロック」「銀河鉄道999」「新竹取物語1000年女王」など。