光る君へ:「男性はフェロモン、女性は力強さ」 2024年大河、大石静が語るキャスティング

NHK大河ドラマ「光る君へ」の脚本を担当する大石静さん=NHK提供
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NHK大河ドラマ「光る君へ」の脚本を担当する大石静さん=NHK提供

 女優の吉高由里子さんが主演を務める2024年のNHK大河ドラマ光る君へ」のキャストが2月21日、明らかになった。公式ツイッターで発表されたもので、脚本を担当する大石静さんは、「今回のキャスティングへの私の想いは、男性はフェロモン、女性は力強さでしょうか」とコメントを寄せている。

 「光る君へ」は、平安時代が舞台で紫式部が主人公。紫式部は平安中期に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した女性。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

ウナギノボリ

 ◇大石静さんのコメント

 今回のキャスティングへの私の想いは、男性はフェロモン、女性は力強さでしょうか。芝居のうまさは当然ですが……。

 道長の兄二人は、藤原三兄弟として道長と並んだ時の高身長、気品、色っぽさが売りです。井浦(新)さん、玉置(玲央)さんの個性の違う平安男子ぶりをご堪能下さい。

 さらに貴族社会の残忍さを代表する兼家(段田安則さん)の芝居は、きっとシビれるうまさだと思いますし、為時(岸谷五朗さん)の不器用な父親の芝居も楽しみです。

 そして政(まつりごと)の道具にされながらも、己の意志は貫こうとあがく詮子(吉田羊さん)の、憐れと強さに激しく揺れる芝居も、きっとスゴイと思います。

 ユースケ・サンタマリアさんの安倍晴明は、今は言えませんけど、今までの安倍晴明の印象を裏切るものとなる予定です。

 ファーストサマーウイカさんには会った途端、清少納言だと思いました。

 ステキな俳優陣に夢は膨らみますね。

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