相棒:放送400回突破記念インタビュー 水谷豊「“終わり”を意識したとき、亀山君に帰ってきてほしい」 寺脇康文、全力疾走「全く問題ない」

人気刑事ドラマ「相棒」放送400回突破記念インタビューに登場した(左から)水谷豊さん、ヒデさん、寺脇康文さん=テレビ朝日提供
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人気刑事ドラマ「相棒」放送400回突破記念インタビューに登場した(左から)水谷豊さん、ヒデさん、寺脇康文さん=テレビ朝日提供

 1月25日に放送400回を迎えた人気刑事ドラマ「相棒」(テレビ朝日系、水曜午後9時)。400回突破のメモリアル企画として動画配信サービス「TELASA」では2月22日、杉下右京役の水谷豊さん、亀山薫役の寺脇康文さんへのインタビューが配信スタートした。

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 「放送400回突破記念!相棒マル秘ウラ側 突撃スペシャル」と題し、芸能界きっての「相棒」ファンというお笑いコンビ「ペナルティ」のヒデさんが、2008年当時の亀山薫卒業の舞台裏や、放送中の「season21」で14年ぶりに帰還した真相などを2人に聞いている。22日に前編が配信され、後編は後日配信予定。今回、前編の一部インタビューが公開された。

 --亀山薫の14年ぶりの帰還。お二人はどういった心境でしたか。

 寺脇さん:もう、本当にびっくりしました。まさか還暦の男がもう一度MA-1を着て、髪の毛をツンツンにして、似合うのかと(笑い)。亀山薫として相棒に復活するというのは全く頭の中になかったですから、僕の中では。豊さんの期待に応えられるように、いろいろな仕事をやっていきたいというのがあったので、まだまだ「豊さんにちゃんとやれてます」って報告できないと思いながらやってたところもありました。お話をいただいたときには、えっ!?ってびっくりしました。

 水谷さん:ソリ(反町隆史さん)とやっていたときにね、僕の中では、もしこの先、相棒をやるとしたら「亀山君が帰ってくる」というのが頭の中にあったんです。「終わり」を意識したときに「亀山君に帰ってきてほしい」という思いはずっとありました。

 --水谷さんの中で、また「亀山君とやりたい」という思いは大きかったですか。

 水谷さん:そうですね。(亀山君の後も)それぞれみんな素晴らしい相棒だったんですけどね。うん……。でも、やっぱり亀山君と“また”という思いは僕の中にはずっとありました。設定では、亀山くんが来るまでに特命係は6人がすぐ去っていますから、(右京にとっても)長く居てくれた相棒というのはずっと心の中にあると思います。

 --亀山薫が復帰した「season21」ですが、お二人はどのように感じていますか。

 寺脇さん:もちろん、これまでの相棒もそれぞれ魅力的なんですけど、静と動というところでいうと、やっぱり薫が一番右京さんとの対比が分かりやすいのかなと思います。「バランス」でいうと、自分で言うのもなんですけれども、薫は合っているな、と思います。

 水谷さん:お互いに年も増していますから。「お互い、いい経験をしてきたな」という再会にしたいというのはずっと考えていましたし、そうなったなと思いますね。

 --犯人を追跡中に、右京が薫に「昔の君なら追いついたんじゃ」(season21第12話)というセリフが印象的でした。久しぶりの全力疾走はいかがでしたか。

 寺脇さん:全く問題ないです。(復帰が決まった後)薫から「お前ちょっと(体を)絞っとけよって」言われた気がして。そこから毎日走ったり、トレーニングをしたり。じゃないと薫から怒られる気がしました(笑い)。

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