ドロップ:品川ヒロシのヒット作がWOWOWでドラマ化 映画公開から14年 主演に細田佳央太 

「連続ドラマW-30『ドロップ』」の出演者=WOWOW提供
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「連続ドラマW-30『ドロップ』」の出演者=WOWOW提供

 お笑いコンビ「品川庄司」の品川ヒロシさんによる小説「ドロップ」が、WOWOWで連続ドラマ化されることが2月24日、明らかになった。本作は2009年に品川さん監督・脚本で映画化され、興行収入20億円という大ヒットを記録。マンガ化もされており、累計発行部数は900万部を突破するなど、“伝説のヤンキー作品”として人気を誇っている。今回の連続ドラマでも品川さんが監督・脚本を手がけ、新たなオリジナルストーリーとキャラクターを追加。“リブート版ドロップ”として届ける。

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 品川さんは「僕にとって映画の『ドロップ』は、長編映画デビュー作で、『ドロップ』から監督の魅力にハマり、『ドロップ』のヒットのおかげで今も監督ができている。そんな思い入れのある作品を今度はドラマとして、撮れるというのはめちゃくちゃうれしいです」と告白。「映画『ドロップ』を好きだと言う方も、見たことがない方も楽しめる作品になっています。ぜひご覧ください」とアピールしている。

 主演を務めるのは俳優の細田佳央太さん。名門私立中学校に通っていたが、不良マンガに強く憧れ、本物の不良になるべく公立の狛江北中に転校した主人公・信濃川ヒロシを演じる。細田さんは「初めてのヤンキー。初めてのアクション。全てが未体験のまま作品に入りましたが、監督をはじめとするスタッフの皆様に助けていただき、最後までやり通すことができました」とコメント。

 「本読みの段階では監督から主にせりふのテンポを丁寧に教えていただき、ツッコミの仕方も監督からじきじきに教えていただきました。そういったことの積み重ねからか、最後の方は周りのスタッフさんからも『監督に似てる!』と言ってもらえたりもしました。すてきなキャスト・スタッフの皆様と⼀致団結し、新たな『ドロップ』になったのではないかと思います」と話している。

 板垣瑞生さん、森永悠希さん、林カラスさん、大友一生さんの出演も発表された。狛江北中の圧倒的ナンバーワン・井口達也を板垣さん、盗みの天才で“ルパン”と呼ばれる安城豊を森永さん、グループ内の頭脳派ポジションを担う森木隆を林さん、お調子者の“ワン公”こと山崎秀樹を大友さんが演じる。

 連続ドラマは全10話で、今年初夏にWOWOWプライム・WOWOW 4Kで放送、WOWOWオンデマンドで配信される予定。今回の発表にあわせて特報映像も公開された。

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