あんぱん:“二人の妹”河合優実&原菜乃華の起用理由 ヒロインオーディション参加「圧倒的な芝居力と天真爛漫さ」

NHK連続テレビ小説「あんぱん」でヒロインの妹を演じる河合優実さん(左)と原菜乃華さん
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NHK連続テレビ小説「あんぱん」でヒロインの妹を演じる河合優実さん(左)と原菜乃華さん

 今田美桜さん主演の2025年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」で、ヒロイン・朝田のぶ(今田さん)の“二人の妹”、蘭子(次女)を河合優実さん、メイコ(三女)を原菜乃華さんが演じることが発表された。共に朝ドラ初出演。制作統括の倉崎憲チーフプロデューサーは「河合優実さんと原菜乃華さんはヒロインオーディションにもご参加いただき、圧倒的な芝居力と天真爛漫(らんまん)さで、次女と三女のキャラにピッタリだと感じオファーさせていただきました」と明かしている。

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 河合さんは2000年12月19日生まれ、東京都出身の23歳。2019年にデビューし、2021年公開の映画「由宇子の天秤」「サマーフィルムにのって」の演技が評価され、「ブルーリボン賞」をはじめ、数々の映画賞で新人賞を受賞。2023年、「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(NHK)で連続ドラマに初主演し、今年1月期に放送された連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)での演技も話題となった。

 「あんぱん」で演じる蘭子は、真面目で器用なしっかり者の次女。誰が何を考えているかを察し、的確な行動をする。

 原さんは2003年8月26日生まれ、東京都出身の20歳。子役出身で、連続ドラマ「真犯人フラグ」(日本テレビ系、2021~22年)や「ナンバMG5(エムジーファイブ)」(フジテレビ系、2022年)などで注目を集め、2022年11月公開の新海誠監督の劇場版アニメ「すずめの戸締まり」ではヒロインを演じ、2023年はNHK大河ドラマ「どうする家康」にも出演。また同年公開の映画「ミステリと言う勿れ」で「第47回日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞した。

 「あんぱん」で演じるメイコは、天真爛漫で、歌うことが好きな三女。朝田家の皆を幸せな気分にさせる。

 河合さんと原さんのほか、ヒロイン・のぶの父・朝田結太郎役で加瀬亮さん、母・羽多子(はたこ)役で江口のりこさん、祖父・釜次役で吉田鋼太郎さん、祖母・くら役で浅田美代子さん、釜次の弟子・原豪(ごう)役で細田佳央太さんが出演することも発表された。加瀬さん、細田さんは今回が初の朝ドラ。

 「あんぱん」は、脚本を「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)シリーズなどで知られる中園ミホさんが手掛け、まだ何者でもなかったやなせさんと妻・小松暢さんが、あらゆる荒波を乗り越え、アンパンマンにたどり着くまでの、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」を描く。

 ◇制作統括・倉崎憲さんの起用にあたってのコメント

 今田美桜さん、北村匠海さんに続き、錚々(そうそう)たるキャストの皆さんにお集まりいただきました。長年グローバルにご活躍されていて、各地を飛び回る父役に重なった加瀬亮さん。母として、はちきんっぷりを披露してくれそうな江口のりこさん。河合優実さんと原菜乃華さんはヒロインオーディションにもご参加いただき、圧倒的な芝居力と天真爛漫さで、次女と三女のキャラにピッタリだと感じオファーさせていただきました。掛け合いが今から楽しみな吉田鋼太郎さんと浅田美代子さんの祖父母コンビ。寡黙だが胸には秘めたる想(おも)いを持つ職人役に、話していても真っすぐで誠実な細田佳央太さん。撮影開始はもう少し先ですが、この多彩なキャストの皆さんが登場する朝田家の撮影がすでに楽しみですし、今後もまだまだ新たな発表が続いていきますので、「あんぱん」をどうぞご期待下さい!

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