逆転裁判：「大逆転裁判」が朗読劇に　下野紘「楽しみで仕方がない」　花澤香菜、川田紳司、久野美咲も

　カプコンの人気ゲーム「逆転裁判」シリーズが原作の朗読劇「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介と朗読の会-」が8月12日、J：COMホール八王子（東京都八王子市）で上演されることが分かった。2015年に発売されたゲーム「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-」、2017年に発売された同作の続編「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-」が原作で、ゲームでも声優を務めた成歩堂龍ノ介（なるほどう・りゅうのすけ）役の下野紘さん、御琴羽寿沙都（みことば・すさと）役の花澤香菜さん、シャーロック・ホームズ役の川田紳司さん、アイリス・ワトソン役の久野美咲さんが出演する。特別ゲストとして、近藤孝行さん、竹本英史さんが出演することも発表された。

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　「大逆転裁判」は、19世紀末の大日本帝国と大英帝国を舞台としたゲームで、朗読劇では、ゲームのシナリオを再構成する。同シリーズの生みの親とも呼ばれる巧舟（たくみ・しゅう）さんが書き下ろした新エピソードも上演される。

　下野さんは「今回の『大逆転裁判』の朗読劇の話を初めて聞いたのは、実は『逆転裁判』御剣役の竹本さんから出会いがしらに聞かされたので、突然のあまり『この人は何を言ってるんだろう……？』と全然理解できませんでした！（笑い）　しかし、まさかまた龍ノ介を演じられる機会が得られるとは……しかも、朗読劇！！　まだ誰が登場するのか、どんな物語になるのか分かりませんが、楽しみで仕方がないです！！　ゲームファンでも、そうじゃなくても、皆さまのお越し、お待ちしております！」とメッセージを寄せている。

　花澤さんは「こうして朗読劇で寿沙都ちゃんを再び演じる機会をいただけてうれしいです！　以前、逆転裁判シリーズ15周年のイベントの時に披露した、リーディングライブでの生の掛け合いが軽快で楽しかったのをよく覚えています。新作脚本部分も含め、今回も寿沙都ちゃんと一緒にどんな冒険ができるのかわくわくしています」とコメント。

　川田さんは「今回、この朗読劇公演のお話をいただいたことを心からうれしく思い、そして大変感謝しております。事務所でオーディション用の音声収録をした時から彼の魅力にひかれ、決定の知らせを受けた瞬間の興奮は今も覚えています。その後のスタジオでのゲーム用音声や、ドラマCDの収録を通して、仲間たちとたくさんの冒険をする中でますます彼の虜（とりこ）になりました。また彼に会えること、彼になれることを楽しみにしております。皆さんもぜひ会場にいらしてください。お待ちしております」と話している。

　久野さんは「ゲームが発売されて何年もたってから、こうして朗読劇ができるのは、この作品を応援してくださっている皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。またアイリス・ワトソンを演じられることがとてもうれしいです。このゲームは、世界観もお話も本当に緻密に作られているので、朗読劇ではどんなお話が展開していくのか、今からとても楽しみです。頭脳明晰（めいせき）でありながらもチャーミングな所がたくさんあるアイリスを表現できるよう、精いっぱい頑張りますので、よろしくお願いいたします！！」とコメントを寄せている。

　「逆転裁判」シリーズは、法廷を舞台に絶体絶命の状態から相手の矛盾を探し出し、無罪を勝ち取る人気アドベンチャーゲーム。舞台化、実写映画化、テレビアニメ化もされている。