お笑いトリオ「コント赤信号」が、3月13日午後1時から放送された黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。トリオ名の由来や、漫才ブーム当時のエピソードを明かした。
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1980年代の漫才ブームで人気を博した「コント赤信号」は、今年でデビュー43年。渡辺正行さん、ラサール石井さん、小宮孝さんの3人は同い年で、現在67歳になった。
黒柳さんから「グループの名前の由来は?」と聞かれると、渡辺さんは「3人だから3つに関係があるものがいいんじゃないか」と考えたといい、羽が3枚ある扇風機や3色の信号機などが候補にあがったが、「赤信号という名前がちょっと危険でいいんじゃないか」ということで、渡辺さんの独断でトリオ名を決めたことを明かした。
3人はストリップ劇場で幕間にコントを演じて修業した最後の世代で、1日4回のステージをこなしていた。渡辺さんは「(ストリップ劇場は)女性を見に来るところなので、男性のコメディアンはウケないんですけど、その中でもウケるように、なんとかウケてやろうという感じで。それがすごく勉強になりましたね」と振り返った。
その後、テレビデビューし、全盛期にはレギュラーが週に10本もあったという。黒柳さんが「アイドル並みの人気だったっていうのは本当なの?」と聞くと、ラサールさんは「出待ちとかもありましたよ」と答え、小宮さんも「バレンタインにはチョコレートが(段ボール)箱ごと来たりとかね」と回顧した。渡辺さんは「シンデレラボーイなんですよ。漫才ブームに乗っかれて、その勢いでワーッと出られたのかなと。本当にラッキーなグループ」と話した。
当時、渡辺さんは黒柳さんと歌番組「ザ・ベストテン」の司会を務めており、黒柳さんの自宅で打ち合わせを行っていた。その際に、渡辺さんが電話を貸してほしいと頼み、黒柳さんのベッドルームで3時間も電話をかけ続けたことがあったそう。電話の相手は「週刊誌に撮られた女性」だったといい、「『どうしよう』という打ち合わせの電話をしていたんです。それでちょっと長かった」と苦笑いした。
最後に、黒柳さんが「あと何年、『コント赤信号』続けられますかね?」と聞くと、3人は「頑張りたいです」と笑顔を見せていた。
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