続・続・最後から二番目の恋
第1話 人生あがきながらけっこう楽しんでいる
4月14日(月)放送分
松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)で田鶴(たづ)を演じた関水渚さん。2019年公開の映画「町田くんの世界」(石井裕也監督)で、1000人を超えるオーディションから同作のヒロイン役を射止め、女優デビューを果たすと、近年はドラマでも主演を務めるなど、活躍の場を広げている。3月19日放送の「どうする家康」第11回で田鶴は“女城主”としての悲しい最期を迎えたが、そんな田鶴の「猪突猛進」な部分は自身にも「似ている」という。関水さんに話を聞いた。
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田鶴は、今川家の重臣・鵜殿長照(うどの・ながてる、野間口徹さん)の妹で、瀬名(有村架純さん)とは幼少からの友人だったが、今川と徳川が敵対関係になり、家康(松本さん)が瀬名の“奪還”に成功すると、2人は離ればなれに。第11回では、夫の飯尾連龍(渡部豪太さん)の死後、引間城(曳馬城)城主となった田鶴は、瀬名からの求めに応じず、今川側の人間として最期を迎えることを選んだ。
「田鶴は猪突猛進な性格で、ものすごく責任感がある。みんなを幸せにしたいとか、今川様(溝端淳平さん演じる今川氏真)についていくとか、それは自分で決めたことなので、絶対にやり遂げたいという思いがあった」と明かす。
田鶴の性格を読み解き、演じていくうちに「この猪突猛進さは自分と似ているな」と感じることが多々あったという関水さん。「自分のことを振り返って、私ってこういう人間なんだと田鶴から教えてもらったというか、ある意味、一体化したというか。ものすごく田鶴と分かり合えて、楽しかったです」と笑顔を見せる。
さらに「自分とここまでフィットする役が来ることってなかなかないこと」とし、「(役に対して)『どうしてこういうことを言うんだろう?』ってなることの方が普段は多いのに、田鶴に対してはそれがなかった。『きっとこういうことなんだろうな』と腑(ふ)に落ちることが多かったので、とても珍しい経験でした」と語った。
そんな関水さんに田鶴に通じる「猪突猛進」エピソードを聞くと、「芸能界に入ったことです」と即答。
2015年に行われた「第40回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でファイナリストに選ばれたことが芸能界入りのきかっけとなった関水さんだが、「10代の頃で、失敗したらどうなるとか、本当に何も後先考えずで。今は行動の選択肢を自分の中で増やしたり、発言をするときでも整理をしてから、というふうにはなったのですが、当時は“プランB”“プランC”を用意せず、私の気持ちはこれです!と突き進むだけ。それこそ田鶴の年齢と同じくらいで、私は勢いで芸能界に入りましたし、猪突猛進でした」と振り返った。
女優として過ごす日々について「来る役、来る役が楽しくて」と声を弾ませ、「一生やり続けたいっていうのはあります」と思いの強さをのぞかせる関水さんは、テレビアニメ化も話題の藤本タツキさんの人気マンガ「チェンソーマン」にハマっている様子で、「実写化するなら、絶対に出てみたいなっていうのはあります(笑い)」とひそかな願望を口にした。
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