NHK高瀬耕造アナ:「ひよっこ」から5年続いた“朝ドラ送り” 積み重ねてきた「語りかける」を大阪でも

NHK大阪局の会見に登場した高瀬耕造アナウンサー
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NHK大阪局の会見に登場した高瀬耕造アナウンサー

 NHK高瀬耕造アナウンサーが3月22日、4月に着任するにあたってNHK大阪放送局(大阪市中央区)で会見した。兵庫県加古川市出身の高瀬アナは「関西での生活は28年ぶり」といい、「大阪でいろんなことを学びながら頑張っていこうかなと思っています。関西の魅力、人の動き、街の動きを全国に発信していけたら。これまでニュース番組でもどう付加価値を付けられるかをチャレンジしてきた。自分自身のトーク力や魅力的な伝え方も磨いてみようと思っています」と意気込んでいた。

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 現在、東京勤務の高瀬アナは、4月1日付けで大阪局に着任。「ニュース きん5時」(金曜午後5時、総合)、「列島ニュース」(月~金曜午後1時5分、総合)などを担当する。

 高瀬アナはニュースの付加価値の面で取り組んだ事例として朝のニュース番組「NHKニュースおはよう日本」に出演していた際の「朝ドラ送り」を挙げ、「6年前の『ひよっこ』(2017年前期)から(番組を離れる2022年まで)5年続けてきた。好意的に受け止められなかったら5年も続かなかった」と振り返り、「ニュース番組の最後に、視聴者と朝ドラを共有する時間を共に過ごすことを大事にしてきた。『語りかける』をいままでも積み重ねてきたので、新たな形でまた取り組んでいきたい」と語った。

 また、異動する際に、NHKでプロデューサーをしている大学時代の先輩から「大阪に行ったらお笑いに関係する人といっぱい会え。それがお前の今後を切り開く」と言われたことを明かし、「小籔(千豊)さんとの共演が楽しみ。長尺なトークの展開力が素晴らしい。東京ではなかなかお会いできない人に会えるし、一般の方の中にも、とんでもなく面白い人がいる。人と多く会うといろんな刺激がもらえるので、いっぱい人と会いたい」と話した。

 会見には、同じく東京から4月に着任し、「ほっと関西」(月~金曜午後6時、総合・関西地区)のキャスターなどを務める小山径アナウンサーも出席。同じく長崎局から4月に着任する嶋田ココアナウンサーも「ほっと関西」に出演する。

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