人気アニメ「プリキュア」（ABCテレビ・テレビ朝日系）シリーズの第20弾「ひろがるスカイ！プリキュア」の第9話「勇気の翼、飛べキュアウィング！！」が、4月2日午前8時半に放送される。3人目のプリキュアとして“男子プリキュア”のキュアウィングが登場する。キュアウィングの正体は、スカイランドの鳥型の妖精・プニバード族の12歳の男子・夕凪ツバサで、名乗りは「天高くひろがる勇気！キュアウィング！」。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　カバトンが操縦する円盤型のランボーグが駅前で暴れ回る中、ソラ・ハレワタール、虹ヶ丘ましろを心配したエルは、家から飛び出す。その姿を見た夕凪ツバサも後を追う。ランボーグに立ち向かうキュアスカイとキュアプリズムは、上空に大ジャンプを試みるが、さらに上昇したランボーグには届かず、逆に攻撃を受ける。

　そんな中、エルとツバサがカバトンに見つかってしまう。ツバサはエルを守ろうとするが、逃げ回ることしかできず、エルのスリングに飛び乗ったところで、ランボーグにつかまってしまう。駆けつけた聖あげはによって目を覚ましたスカイとプリズムは、あげはのアイデアでプリズムボールを使い、もう一度上空を目指すが、まだまだランボーグには届かない。一方、カバトンに捕らえられたエルを必死に守ろうとするツバサだったが、なすすべもなく、エルをかばって空中から飛び降りようとする。

　「ひろがるスカイ！プリキュア」のモチーフは果てしなく広がる「空」で、テーマは「ヒーロー」、キーワードは「知ることで広がる世界」。天空の世界・スカイランドと自然に囲まれたソラシド市の二つの都市を舞台に、プリキュアの活躍を描く。

　関根明良さんがソラ・ハレワタール／キュアスカイ、加隈亜衣さんが虹ヶ丘ましろ／キュアプリズム、古賀葵さんがプリンセス・エル役として出演。村瀬歩さんが演じる“男子プリキュア”のキュアウィング、七瀬彩夏さんが演じる“新成人プリキュア”のキュアバタフライが登場することも話題になっている。

　小川孝治さんがシリーズディレクターを務め、金月龍之介さんがシリーズ構成、斎藤敦史さんがキャラクターデザインを担当する。ABCテレビ・テレビ朝日系で毎週日曜午前8時半に放送中。

　◇第9話のスタッフ（敬称略）

　脚本：金月龍之介▽演出：篠原花奈▽作画監督：松浦仁美▽美術：戸杉奈津子