磯村勇斗:「真面目なシーンなのに客席から笑いが」 初めてのキスシーンは17歳の時に55歳と 「徹子の部屋」で

磯村勇斗さん
1 / 1
磯村勇斗さん

 俳優の磯村勇斗さんが、4月12日午後1時から放送された黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。俳優を志し、10代で地元の劇団に所属していた当時のエピソードを語った。

ウナギノボリ

磯村さんは静岡県沼津市出身の30歳。中学生の時に校内のイベントで「沼津の少女ハイジ」という自主制作映画を作り、自身がハイジ役を演じた。上映後に拍手が起こり、磯村さんは「この世界に入りたい。やるしかない」と思ったという。

 その後、地元の劇団「沼津演劇研究所」に入団。60~70代が中心で、10~20代の俳優はいない劇団だった。演出家から「芝居をやるときは素直になってやれ」と教わったという。「(素直にならないと)相手の言葉も聞けないし、気持ちで芝居ができないんだと教えてもらった。『素直になれ』は今でも大切にしている言葉」と語った。

 人生初のキスシーンは17歳の時。劇団でチェーホフの「プロポーズ」を演じた際、55歳の女性とキスシーンを演じた。磯村さんは「僕は全く抵抗がなかったんですけど、なぜか真面目なシーンなのにお客さんからは笑い声が聞こえた」と笑った。黒柳さんが「嫌ではなかったの?」と聞くと、磯村さんは「全然嫌じゃなかったんですよ。ウエルカムでした」と答えた。

 今年7月には、13年ぶりに沼津演劇研究所のメンバーと舞台をやることになった。「プロポーズ」を再演し、当時と同じ俳優が同じ役を演じるという。磯村さんは「今度はもっと大人なキスができるようにしようかなって。初心に戻り、もう一回自分も素直になってお芝居をしたいという思いもあり、またやらせていただくことになりました」と述べた。

テレビ 最新記事