俳優の奈緒さん主演の連続ドラマ「あなたがしてくれなくても」（フジテレビ系、木曜午後10時）の第3話が4月27日に放送され、平均視聴率（関東地区、ビデオリサーチ調べ・以下同）は世帯5.0％、個人2.7％だった。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　ドラマは、マンガ誌「漫画アクション」（双葉社）で連載中のハルノ晴さんの同名マンガが原作で、夫婦のセックスレスをテーマにした恋愛ドラマ。吉野みち（奈緒さん）は、夫の陽一（永山瑛太さん）と平凡だが不自由ない生活を送っているが、ただ一つセックスだけが足りていない。一方、みちの会社の上司・新名誠（岩田剛典さん）とキャリアウーマンの妻・楓（田中みな実さん）は、美男美女の理想のカップルだと周囲から思われているが、夫婦で向き合う時間はほとんど取れていない……というストーリー。

　みちは、陽一から花束をプレゼントされ、2年ぶりに体を求められたことに高揚感を覚えるが、幸せの中に一抹の不安を感じていた。

　会社からの帰り道、新名に遭遇したみちは、男性からの突然のプレゼントの意味について聞くが、「それは大切な人を喜ばせたいという愛情表現だ」と返される。新名の言葉に安心したみちは、陽一との夫婦生活に進展があったことを報告。新名はほほ笑みながらお祝いするが、みちは新名の表情に陰りがあることに気付く。

　一方、陽一が店長を務めるカフェは、三島結衣花（さとうほなみさん）の接客が評判になり、繁盛するように。陽一の働きぶりを見ていた高坂仁（宇野祥平さん）は、陽一に「お前、なんか変わったよな」と声をかける。あの日、みちと最後までできなかった陽一にも、みちに対する複雑な思いがあって……と展開した。