ドラえもん
「大みそかだよ!ドラえもん1時間スペシャル」
12月31日(水)放送分
人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの世界観、設定を基にしたマンガ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の原作、特撮ドラマ「仮面ライダーW」の脚本など数々のマンガ、特撮、アニメなどを手掛けてきた三条陸さんの仕事をまとめた書籍「三条陸 HERO WORKS」(集英社) が発売された。「ダイの大冒険」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1989~96年に連載され、新作テレビアニメが2020~22年に放送されたことも話題になった名作だ。1991~92年にもテレビアニメが放送されており、新作テレビアニメは、約28年ぶりのアニメ化となった。長年愛され続けている同作について、三条さんに聞いた。
あなたにオススメ
朝ドラ「ばけばけ」徹底特集! 高石あかりがヒロインに
「ダイの大冒険」は、三条さんが原作、稲田浩司さんが作画を担当し、堀井雄二さんが監修。少年・ダイが、魔法使いのポップたちと魔王を倒すために冒険する姿が描かれた。名作と呼ばれるのは、ストーリーはもちろん魅力的なのだが、キャラクターの魅力によるところも大きい。臆病で情けないところもあるが、いざという時は仲間のために全力で戦うポップ、気が強いが根は優しいマァムなどの主人公・ダイの仲間たちだけでなく、敵キャラクターも魅力的で、人間くさく、完璧ではないから共感できる。
「いろいろな年齢、境遇の個性的なキャラクターがいて、それぞれに見せ場があって、意外な活躍をする作品が好きなんです。主人公の視点以外からも作品を見ることができるし、脇役の活躍によって主人公の魅力を発見できることもあって、作品に厚みが生まれる。その影響があるんだと思います」
主人公以外のキャラクターを丁寧に描くことで、作品がより立体的になる。キャラクターはそれぞれ年齢、立場、境遇などが異なり、大人になって読み返すと、子供の頃は気付かなかった魅力を発見することもある。例えば、敵として登場する魔王・ハドラーは、物語の後半になると、いい上司に見えるし、ダイたちにも真摯(しんし)に向き合う姿、生き様に感動する。
三条さんは「年を取って、立場が変われば分かるようになるところもあります。最近、ザボエラの気持ちが分かるようになって……」と話す。勧善懲悪ではない「ダイの大冒険」で、ザボエラは特殊なキャラクターだ。ひきょうで、他人を利用することしか考えていない。共感するところはあまりなさそうだが……。
「連載当時、この作品では珍しく完全な嫌われ役として書きました。自分の嫌いなものを集めたキャラクターだったんです。でも、ここまで生きてきて、周りを見ると、こういう人って多いんですよね(笑い)。『俺がやった!』と自分の手柄にしようとしたり、嫌なことを言う人の気持ちが分かってきたんです」
なお、「ダイの大冒険」で度々話題になるのが、3カ月ほどの物語であることだ。ダイが旅立ち、大魔王を倒すまでが約3カ月の出来事として描かれている。
「5周年でムックを作っている時、計算してみたら3カ月くらいだったんです。ストーリーを追っていくと、矢継ぎ早に敵が出てきて、いろいろなことが起こるので、それくらいなんです。ただ、後輩と話していたら『それくらいだと思っていましたよ』と言われ、読者によって体感は違うけど、読んでいる人がそう思うんだったら、まあ大丈夫かな?と」
1991~92年に放送されたテレビアニメは原作が連載中だったこともあり、物語の最後まで描かれることはなかったが、新作テレビアニメは全100話で最後までアニメ化した。
「『ダイ』は権利が整理されていなくて、『ジャンプ』のオールスターが登場するゲームなどに入れなかったのですが、『ジャンプ』の50周年に合わせてそこをクリアにしようとなったんです。そうしたら、原作の最後まで再アニメ化するという話も出てきて、一気にそこまで話が進むの!?と驚きました。新作のスタッフは監督を含めて『ダイ』を読んでいた世代で、スクウェア・エニックスさんにもダイ世代の方がいましたし、そういう機運が高まっていたようです。アニメを見ると、好きな方に作っていただけたことをすごく感じました。皆さんの熱意がすごかった。なかなかできることじゃないです」
愛と熱意にあふれた新作アニメが制作され、「ダイの大冒険」は連載当時を知らない世代にも広がっていった。そもそもは普遍的な魅力がある作品ということもあり、今後も愛され続けられるはずだ。
吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの人気マンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の新作劇場版「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」。2025年7月18日に国内歴代興行収入1…
ヤマシタトモコさんの人気マンガが原作のテレビアニメ「違国日記」が、2026年1月4日からABCテレビ、TOKYO MXほかで放送される。人見知りの小説家・高代槙生と、その姪で両親…
1982~83年に放送されたロボットアニメ「戦闘メカ ザブングル」に登場するウォーカーマシン“ザブングル・タイプ”のプラモデル「HG 1/144 ザブングル・タイプ」(バンダイス…
劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」(村瀬修功監督)の最新作「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女」が1月30日にIMAXを含む426館で公開される。…
インタビュー(1)の続き。「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中の山田鐘人さん原作、アベツカサさん作画のマンガが原作のテレビアニメ「葬送のフリーレン」の第2期が、日本テレビのアニ…
2026年01月03日 04:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。