吉岡里帆:「連続ドラマW 落日」で新人脚本家役 

「連続ドラマW 落日」に出演する北川景子さん(左)と吉岡里帆さん
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「連続ドラマW 落日」に出演する北川景子さん(左)と吉岡里帆さん

 俳優の吉岡里帆さんが、北川景子さん主演で9月に放送・配信されるドラマ「連続ドラマW 落日」に出演することが明らかになった。吉岡さんは、北川さんが演じる映画監督に巻き込まれてある事件の真相を追う新人脚本家の甲斐真尋を演じる。吉岡さんと北川さんは初共演。
 
 ドラマは、湊かなえさんの同名小説が原作。映画監督の香(北川さん)は、新人脚本家の真尋(吉岡さん)に映画の脚本の相談を持ち掛ける。元となるのは、15年前、引きこもりの男性が高校生の妹を自宅で刺殺後、放火して両親も死に至らしめた「笹塚町一家殺害事件」だった。事件が起きた小さな町、笹塚町は真尋の生まれ故郷でもあった。2人はお互いに秘密にしているが、身近な人を亡くしたトラウマを抱えており、事件を調べていくうちに、衝撃の真実が明かされていく……というストーリー。

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 吉岡さんは「真尋は脚本家としての自分に自信がなく、ひねくれていてうだつが上がらない臆病な人間です。過去のトラウマから後ろ向きな性格になってしまった姿を、苦しみながらも何とか前に進んでいく主人公の香さんと対比になるよう気をつけながら演じました」と語った。

 ドラマについて、「繊細で痛みのある切ない物語であるとともに、優しいメッセージの詰まった希望を描いた作品でもあります。エンディングがとてもすてきなので、ぜひ4話続けて見ていただきたいです」とコメントしている。

 「連続ドラマW 湊かなえ『落日』」は、9月にWOWOWプライム、WOWOW 4K、WOWOWオンデマンドで放送・配信スタート。全4話で第1話は無料放送。

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