りぼん×ジャンプ:小学生限定マンガ賞創設 審査員に天野明、黒崎みのり、白井カイウ、出水ぽすか

「第23回りぼん小学生まんが大賞」の超まんが家賞を受賞したすずとまりさんの「ドロン!」のカット(C)すずとまり/集英社
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「第23回りぼん小学生まんが大賞」の超まんが家賞を受賞したすずとまりさんの「ドロン!」のカット(C)すずとまり/集英社

 集英社のマンガ誌「りぼん」と「週刊少年ジャンプ」「少年ジャンプ+」「最強ジャンプ」がコラボして、応募資格を満12歳以下の小学生に限定したマンガ賞「りぼん×ジャンプ 小学生まんが大賞」を創設し、6月2日に募集を開始した。りぼん編集部が2008年から開催している「小学生まんが大賞」が第25回の節目を迎え、「週刊少年ジャンプ」が創刊55周年を迎えることを記念して、初めて各編集部が合同でマンガ賞を企画、開催する。

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 大賞にあたる「超まんが家賞」受賞作は、「りぼん」「週刊少年ジャンプ」「少年ジャンプ+」「最強ジャンプ」のいずれかに掲載される。応募者全員に各編集部がマンガ家志望者に向けて作成した「まんがの基礎完全マスターリーフレット(りぼん編集部編)」「チャレンジジャンプ(週刊少年ジャンプ編)」、「少年ジャンプ+漫画テクニカルブック(少年ジャンプ+編集部編)」をプレゼントする。応募締め切りは2024年3月31日。

 「家庭教師ヒットマンREBORN!」などで知られる天野明さん、「初×婚」の黒崎みのりさん、「約束のネバーランド」の白井カイウさん、出水ぽすかさんら10人の作家と各媒体の編集長が審査員を務める。

 マンガ賞の開催を記念し、2021年に開催された「第23回りぼん小学生まんが大賞」で超まんが家賞を受賞したすずとまりさん(受賞時の年齢は12歳)の「ドロン!」が「少年ジャンプ+」で無料公開される。

 「りぼん」と無料マンガ制作アプリ「ジャンプPAINT」のコラボ企画も実施する。「りぼん」で連載中の「ハニーレモンソーダ」「初×婚」などの原稿をなぞり、作画や仕上げの練習ができる新コンテンツ「チャレンジりぼん」が公開されたほか、「りぼん」で連載中の作家17人の描き文字をダウンロードできる。6月2日発売の「りぼん」7月号は、「ジャンプPAINT」の使用方法を説明した特別小冊子「ジャンプPAINT まんがの描き方BOOK」が付録として付いている。

 各編集部は「『りぼん』と『ジャンプグループ』は、将来の夢はマンガ家だという君を全力で応援します。たくさんの未来の大ヒット作家がこの賞より生まれることを期待しています」とコメントを寄せている。

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