MIX:阪神タイガースコラボデー 日高のり子が甲子園に 始球式に挑む高木渉に「高木のタッちゃん、頑張ってね」

「MIX」と阪神タイガースのコラボデーに登場した高木渉さん(左)と日高のり子さん(C)あだち充/MIX MEISEI STORY 製作委員会2023
1 / 4
「MIX」と阪神タイガースのコラボデーに登場した高木渉さん(左)と日高のり子さん(C)あだち充/MIX MEISEI STORY 製作委員会2023

 あだち充さんの野球マンガ「タッチ」の約30年後を舞台にした続編的マンガ「MIX」が原作のテレビアニメ「MIX MEISEI STORY」のシーズン2「MIX MEISEI STORY ~二度目の夏、空の向こうへ~」とプロ野球・阪神タイガースのコラボデーが、6月4日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で実施された。アニメでナレーションを務める日高のり子さん、立花英介役の高木渉さんが始球式に登場。日高さんが応援する中、高木さんが見事なピッチングを披露した。

ウナギノボリ

 日高さんは「甲子園のグラウンドに立つのは初めてで、端っこの方ですけど土が踏めてとてもうれしかったです。グラウンドの中に入れたというのが、マネジャーとしての南ちゃんの気持ちも味わえたような気がして、すごく感動しました。甲子園でのプロ野球観戦も初めてでしたが、いざ球場の中に来てみたら、爽やかな清らかなスポーツの聖地という空気を感じて、高校野球と同じなんだなと思いました。マウンドに立つ高木渉くんが、最初で最後みたいな緊張感をまとっていて、高校球児と通じるすがすがしい雰囲気があり、応援する私も緊張してしまいました。ファーストピッチ、私は120点をあげたいです!」と話している。

 高木さんは「のん子さんがいてくれて力になりました。『高木のタッちゃん、頑張ってね』の声援でフルパワーになりましたよ(笑い)。作品の中では1番を背負うことも甲子園に行くこともかなわなかった英介ですが、英介を演じている僕が成り代わって1番を背負い、憧れの甲子園で投げさせてもらえるだなんて最高に幸せでした」とコメント。

 「試合前に甲子園歴史館を巡って、ピッチングマシンで練習。3人連続、頭にデッドボールで倒してしまった時はもう終わったな、と思いましたが、逆に何も考えず思いっきり投げたのが良かったです。きょうの投球は、もう100点でしょう(笑い)! 大事な阪神対ロッテの首位同士の戦いが最高のゲームになるよう気持ちを込めて投げました。のん子さんとは『MIX』のほかに『名探偵コナン』でもよく会うので、なんか落ち着くんですよね。南ちゃんに応援してもらって最高の思い出になりました」と話している。

 「MIX」は、あだちさんが2012年5月に「ゲッサン」(小学館)で連載をスタート。「タッチ」の上杉達也たちが甲子園で優勝した約30年後を舞台に、血のつながっていない立花兄弟が明青学園に入り、甲子園出場を目指す姿を描いている。テレビアニメのシーズン2が、読売テレビ・日本テレビ系で毎週土曜午後5時半に放送中。

写真を見る全 4 枚

アニメ 最新記事