美少女戦士セーラームーンCosmos:真っすぐなうさぎを丁寧に描く ラストは「集大成」 三石琴乃「セーラームーンイズム感じる」

「美少女戦士セーラームーンCosmos」の後編の公開記念舞台あいさつの様子
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「美少女戦士セーラームーンCosmos」の後編の公開記念舞台あいさつの様子

 武内直子さんの人気マンガが原作のアニメ「美少女戦士セーラームーン」シリーズの最終章を描く劇場版アニメ「美少女戦士セーラームーンCosmos」(高橋知也監督)の後編の公開記念舞台あいさつが7月1日、丸の内TOEI(東京都千代田区)で開催され、エターナルセーラームーン/月野うさぎ役の声優の三石琴乃さん、高橋監督らが登場した。子供の頃から「美少女戦士セーラームーン」の原作、アニメが大好きだったという高橋監督が最終章に込めた思いを語った。

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 高橋監督は「3、4期は群像劇としての要素もあるが、5期(最終章)は1、2期に近い、真っすぐなうさぎを丁寧に追うことに集中しました」と説明し、最終章のラストシーンについて「セーラームーンの集大成になっている」と話した。

 三石さんは「うさぎが涙ながら前に進む強さが描かれていて、セーラームーンイズムを感じていました。気持ちが乗って、演じることができました」と語った。

 舞台あいさつには、エターナルセーラーマーキュリー/水野亜美役の金元寿子さん、エターナルセーラーマーズ/火野レイ役の佐藤利奈さん、エターナルセーラージュピター/木野まこと役の小清水亜美さん、エターナルセーラーヴィーナス/愛野美奈子役の伊藤静さんが登壇。サプライズで、タキシード仮面/地場衛役の野島健児さんも登場した。

 「美少女戦士セーラームーン」は、1992~97年に少女マンガ誌「なかよし」(講談社)で連載された人気マンガで、テレビアニメが1992~97年に放送された。「美少女戦士セーラームーンCosmos」は、最終章となる「シャドウ・ギャラクティカ編」を前後編の劇場版として制作。新たなる敵、シャドウ・ギャラクティカが出現し、セーラー戦士たちが最後の戦いに挑む。前編が6月9日に公開され、後編が同30日に公開された。

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