ドラえもん：誕生日SPで名作「ゆうれい城へ引っこし」放送　初出演のファイルーズあいがロッテに

　藤子・F・不二雄さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「ドラえもん」（テレビ朝日系）のドラえもんが9月3日に誕生日を迎えることを記念した「ドラえもん誕生日！できたらいいなスペシャル」が、9月2日午後6時56分から放送されることが分かった。今年は「できたらいいな」がテーマで、原作でも人気のエピソード「ゆうれい城へ引っこし」が放送されることも発表された。声優のファイルーズあいさんが同エピソードに登場するドイツの古城の持ち主、ロッテ・ミュンヒハウゼンを演じる。ファイルーズさんが「ドラえもん」に出演するのは初めて。

ウナギノボリ

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　「ゆうれい城へ引っこし」は、マイホーム資金が足りないと嘆くパパとママの姿を見たドラえもんとのび太が、ドイツの古城が売りに出されていることを知り、家族で広大な城に引っ越ししようとする。

　ファイルーズさんが演じるロッテ・ミュンヒハウゼンはドイツの男爵家の末裔（まつえい）だが、おてんばな美女で「ドラえもん」ファンの間でも根強い人気を誇るキャラクター。ファイルーズさんはゲスト出演が決まり、「世界中の子供たちにとって、ドラえもんは大切な『親友』だと思いますし、自分自身もドラえもんとずっと一緒だったので、そんな思い出深い作品に出演できることは、本当に本当にうれしかったです！　子供の頃のわたしに教えてあげたいです（笑い）」と喜んでいる。

　ロッテを演じ、「海外に住んでいた時や旅行に行った時、現地の言葉でアフレコされたドラえもんの放送を目にしたことがあったので、違う言語でも感情が伝わりやすいように真っすぐに言葉を紡ぎました」と話している。

　視聴者に向けて「今回はのび太たちの街ではなく、ドイツの古城が舞台のお話になっていますので、いつもと少し違った雰囲気のお話を楽しんでいただければと思います！　ジャイアン役の木村昴さん直伝のドイツ語もお見逃しなく！」とメッセージを送った。

　「ドラえもん誕生日！できたらいいなスペシャル」では、オリジナルエピソード「できたらいいな！夢の押し入れ大改造」も放送する。

　誕生日スペシャルの放送を記念して、視聴者から「できたらいいな、やってみたいと思うこと」を募集する企画を実施している。テレビ朝日の同作の公式サイトで応募用紙をダウンロードし、応募する。採用された意見は誕生日スペシャルで紹介される。応募期間は8月20日まで。

　「ドラえもん」は、テレビ朝日系で毎週土曜午後5時放送。8月5日の放送は「『チャンスカメラ』で特ダネを写真を…」「ミニハウスでのりきる夏」の2本立て。