僕のヒーローアカデミア:劇場版第4作制作 堀越耕平が総監修、キャラ原案 「テレビアニメで放送された時系列に沿った内容に」

「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE(仮題)」のティザービジュアル(c)「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会(c)堀越耕平/集英社
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「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE(仮題)」のティザービジュアル(c)「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会(c)堀越耕平/集英社

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の堀越耕平さんのマンガが原作のアニメ「僕のヒーローアカデミア」の劇場版第4作となる「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE(仮題)」が制作されることが分かった。これまでの3作と同様に、原作者の堀越さんが総監修、キャラクター原案を担当する完全オリジナルストーリーとなる。緑谷出久(デク)が描かれたティザービジュアルも公開された。

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 原作者の堀越さんは「ヒロアカ4作目の映画です! 皆さんの応援のおかげです、本当にありがとうございます! こんなにも長く応援していただけるなんて連載開始当時は想像だにしていませんでした! ボンズさん、東宝さんが毎年アニメを作って放送してくれたからこそです」とコメント。

 「映画4本って、ほんとびっくりしちゃいますね。子供の頃、毎年のように上映されていたドラゴンボール映画を思い出します。見るのが本当に楽しみでした。誇張じゃなく、心臓をバクバクさせながら映画館の席についたことを覚えています。僕がマンガ映画から与えられてきた興奮と感動を、世界中の少年少女たち誰か一人にでも還元できれば幸いです!」と話している。

 新作劇場版の展開について「今回もこれまでのように、テレビアニメで放送された時系列に沿った内容になります。アニメでもようやく無事崩壊した社会が、今回の舞台になります。牛歩ながら気付きと成長を重ねたデクたちは、何と戦い、何を守ることになるのか!お楽しみに!」とコメントしている。

 「僕のヒーローアカデミア」は、「週刊少年ジャンプ」で2014年7月に連載をスタート。人口の約8割が超常能力・個性を持つ世界を舞台に、デクこと緑谷出久が最高のヒーローを目指す姿を描いている。コミックスの全世界累計発行部数は8500万部以上。テレビアニメ第1期が2016年4~6月、第2期が2017年3~9月、第3期が2018年4~9月、第4期が2019年10月~2020年4月、第5期が2021年3~9月、第6期が2022年10月~2023年3月に放送された。第7期の制作も決定している。

 劇場版はこれまで2018年に第1作「2人の英雄(ヒーロー)」、2019年に第2作「ヒーローズ:ライジング」、2021年に第3作「ワールド ヒーローズ ミッション」が公開されていた。「ワールド ヒーローズ ミッション」は観客動員数が約240万人を記録し、興行収入が34億円を突破するなどヒットした。

 ◇スタッフ(敬称略)

 原作・総監修・キャラクター原案:堀越耕平▽アニメーション制作:ボンズ▽製作:「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会▽配給:東宝


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