全領域異常解決室
第7話 すべてお話します 物語はここから始まった
11月20日(水)放送分
のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の第18週「おら、地元に帰ろう!?」(第103~108回)が、NHK・BSプレミアムで7月31~8月5日に再放送された。同週の放送をSNSで盛り上がったコメントなどで振り返る。
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第103回は、“太巻”こと荒巻太一(古田新太さん)からクビを宣告されたアキ(のんさん)が、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子さん)と無頼鮨で話をしているところに上京した春子(小泉今日子さん)が姿を現した。
そこから春子とひろ美の丁々発止のやりとりが、ほぼ1話分、15分間にわたる長回しのシーンで繰り広げられ、アキが極度の緊張に耐え切れず「うわあーーー!」と叫び出す場面もあった。
視聴者の間で、「確かこの回は一発撮りだったんだよね?」と話題となり、SNSでは「ガチンコ対決1本勝負」「今朝の緊張の長回し回が体感ほぼ5分」「見ごたえMAXな、春子と鈴鹿の対決」「今日の15分は濃すぎてアキじゃなくても叫びたくなる場面たくさんあったな」「キョンキョンと薬師丸ひろ子、『アイドル』について話し合う。エモい」などと盛り上がった。
第104回は、無頼鮨で春子とひろ美が丁々発止のやり取りをしているところに、太巻がやってくる。
ひろ美は太巻に、アキのことを「どうしてクビなの?」と絡み始め、「地元じゃすごい人気みたいよ」とアイドルとしての素質があることを訴える。そして、「天野さんをクビにするなら、私もやめますから」「女優をやめるんです」とたんかを切る。太巻は「分かりました。天野の解雇は撤回します」と観念してクビを撤回した。
SNSでは、「魔女・鈴鹿御前の本領発揮」「鈴鹿さんがたんか切ったらあっさり解雇撤回」「鈴鹿さんのパワー炸裂(さくれつ)でクビを撤回」「太巻さんに意見を言えるのは鈴鹿さんだけ」といった声が上がった。
第105回は、クビが撤回されてGMTに再び合流したアキ。春子はアキだけではなく、GMTの他のメンバーの歌やダンスをアドバイスするなど、“ステージママ”として存在感を発揮する。
太巻は春子の介入が気に入らない様子で、「そのうち面倒くさいこと言い出すぞ。ステージ衣装作れだの」とマネジャーの水口(松田龍平さん)に伝えると、水口は「もう言われました」と5人分12万円の衣装代の請求書を太巻に差し出す。すると太巻は「あの、薄汚えシンデレラの娘!」と1万円札をたたきつけた。
「薄汚えシンデレラ」は、小泉さんが主演を務め、1985年にTBS系で放送された大映テレビ制作のドラマ「少女に何が起ったか」に登場する故・石立鉄男さんの決めぜりふで、気づいた視聴者から「出ましたーー」「懐かしー」「これはあの大映ドラマへのオマージュ」「(本放送)当時も笑ったなそういえば。石立鉄男入ってる」といったコメントが並んだ。
第106回は、GMTのデビュー曲「地元に帰ろう」のレコーディングに立ち会った春子は、メンバー5人の歌を聴いて、「アキ以外はオーケーです」と判定を下す。アキは「私の~」のフレーズの「の」の音程がずれてるといい、そこだけ何度も練習させられる。アキが「私の~」と歌うと、春子は「だから、それはお墓の前で泣くやつになっちゃうでしょ!」とダメ出し。再度アキが「私の~」と歌うと、春子は「お墓の前で~」と続けて歌った。
このネタに、SNSでは「アキちゃんの地元に帰ろうが千の風になっている!?」「分かってて千の風っぽくしてるやん」「なんで千の風になってwww」といった声や、春子の歌声に「キョンキョンの『千の風になって』が聴けちゃったよw」「弥生さん(渡辺えりさん)の『わだすのー』からのロングパスの春子さんの千の風とても贅沢(ぜいたく)」という声もあった。
第107回は、GMTのデビュー曲「地元に帰ろう」のレコーディング音源を聴いた春子は「これ、録(と)り直してください」と乗り込んでくる。音源にはオートチューンがかかっており、春子は「あんなロボットみたいな、宇宙人みたいな声」が気に入らない様子。本人たちに声を変える了承を得ていないと聞き、「歌い手に対する配慮が足りない!」と抗議する。
太巻が「商売やってまんねん」と関西弁でまくしたてると、春子は「どうせクビなんでしょ。こんな事務所こっちから願い下げだけどね」と言って、「じゃあね」とアキの手を引いて出て行ってしまう。
アキは最初は抵抗するが、春子の様子を見てやめることを決意。自分がいなくなってもGMTは「デビューさせてけろ!」と水口に思いを託すが、水口は太巻がいる部屋で「天野の代わりはいません!」と真逆のことを叫んでしまう。
この様子に、SNSでは「水口! よく言った!」「何度目かのカッコいい水口きたー」「天野の代わりはいません!by水口(名言再び)」と話題になった。
第108回は、事務所をやめたアキは、特にやることもなく、春子と同じく原宿の純喫茶「アイドル」でウエートレスのバイトをするなど、パッとしない日々を過ごしていた。春子は家事をしている途中で突然「何してるの私!」と叫び出し、歌の練習をしていたアキとアキのブロマイドを作っていた正宗の姿を見て、「会社作ろうか」と思い立つ。会社名はスリーJプロダクションで、マンションのドアにロゴ「(‘jjj’)」が入ったパネルを掲げていた。
SNSでは、「ついにスリーJプロダクション設立がきたあ!」「スリーJ、ネーミングうまい」「いい名前、いい家族だな〜」と、視聴者もコメントにロゴマークの(‘jjj’)を付けて盛り上がった。
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