マルシア:母親の病気機に終活スタート、家と車を売却 「脳トレになる」と人生初の電車移動 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演したマルシアさん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演したマルシアさん=テレビ朝日提供

 歌手のマルシアさんが、8月9日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。自身の終活について語った。

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 昨年8月、ブラジルに住む母親・セシリアさんが脳梗塞(こうそく)で倒れた。それを機に、マルシアさんの生活が一新。「母が私と妹に『私は今こういう状態。よく見て下さい。あなたたちもこれを見て、何か自分の人生に学びを得て下さい』って言ったんですね。私が母から得た学びは、娘に対しての思い。私が突然倒れたら困るのは娘なので、持っていた家も売って、車も売って、終活を始めたんです」と語った。

 車を手放したことで、初めて電車やバスで移動するようになった。マルシアさんは「電車ってすごい頭使うので、特に東京の電車はすごいので。そういう意味では脳トレしている。知らなかった世界というか、やってこなかったことを今やっております」と話した。

 電車移動は「歩くので健康にもいい」とマルシアさん。「この間の稽古(けいこ)場がちょっと遠くて毎回15~20分歩かなくちゃいけなくて。ウォーミングアップだと思って。舞台やるので体力が必要ですから」と語った。

 また、広い家から引っ越したことで「楽にお掃除できる。お洋服もすごい量だったことを改めて(感じた)。全部リサイクルと人にあげて、ほぼ洋服がないので」と説明。続けて、「徹子さん、(洋服を)買って」とおねだりし、黒柳さんを笑わせた。

 さらに「今デジタル化されていることが多いので、娘に何がどこにある、この番号はどこのパスワードって(伝えている)。今教えているのは携帯のパスワードですね。もろもろいろんなものを書いてノートを作っております。もしも私に何かあれば、(娘が)簡単にできるように」と明かした。

 マルシアさんは、娘からも「楽にお願いします。本当に片付け嫌だから」と言われていると明かし「もし私に何かあったら、きゅっとやって(まとめて)捨てれば多分それでOK」と笑顔を見せた。

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