マルシア:母親の介護で2カ月間ブラジルに滞在 「人生で初めて胃が痛くなった」日々を振り返る 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演したマルシアさん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演したマルシアさん=テレビ朝日提供

 歌手のマルシアさんが、8月9日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。母親の介護について語った。

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 昨年8月、ブラジルに住む母親が脳梗塞(こうそく)で倒れ、9月から2カ月間ブラジルで介護をしていたというマルシアさん。母親は自身が経営するレストランで料理を作っている時に倒れ、すぐに救急車で運ばれた。

 その後、母親は入院したが、1週間で退院。マルシアさんの妹が一人で介護することになった。母親が倒れた時、マルシアさんは舞台やコンサートで多忙だったため、仕事が落ち着いた1カ月後に、妹を助けるためブラジルへ向かい、初めて介護に挑んだと明かした。

 マルシアさんは「何もできないんです。車も運転できない。買い物もできない。だから全部妹なんです。母にご飯をあげるとかもやったんですけど、すぐには覚えられなくて」と回顧。母親を椅子に移動させようとしたマルシアさんが転倒してしまい、妹に「ごめん、助けて」と電話した際には、妹から「お前、何にも役に立たない」とあきれられたこともあったと明かした。

 レストランを経営していた母親は毎朝早くから活動するそうで、それがマルシアさんにとってストレスになったこともあったと吐露。「朝に必ず呼ばれるんです。それが大変で。寝たいのに、私、昼間もレストランで一緒に手伝ってたんです。疲れて夜は寝たい。でも朝方は呼ばれて……」と語った。

 そんな日々が続く中で、ついに倒れてしまったというマルシアさん。「人生で初めて胃がすごく痛くなって。何も食べられない、起きられない。2日間そんな日があって『ごめんなさい、私ちょっと休みます』って言って二日間休んで。頑張り過ぎちゃうと、いろいろと自分に負担がかかってきちゃう」と振り返った。

 母親は右半身にまひが残り、現在は週4回リハビリに励んでいる。マルシアさんは「たとえば日本にまた来たいとか、レストランで料理を作りたいとか、不可能、可能は別として、モチベーションがあることが大事じゃないかなと思って。母にお電話した時も『今度何したい?』とか、まず気持ちから母を支えています」とほほ笑んだ。

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