アイドルグループ「乃木坂46」が8月28日、明治神宮球場(東京都新宿区)で「真夏の全国ツアー2023」ファイナル公演を開催。乃木坂46の“聖地”といわれる神宮球場で、7月1日から全国7カ所16公演、計25万人を動員した今夏のツアーを締めくくった。
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今回のツアーは、1、2期生が卒業し、3~5期生メンバーに世代交代してから初のライブとなった。2014年からライブを行っている神宮球場では、8月25日から過去最長4日間の公演に挑戦。チケットは完売、4日間で計15万2000人を動員した。
乃木坂46の神宮ライブといえば雨がつきものだったが、今回は4日とも降らず、最終日は快晴。キャプテンの梅澤美波さんは「ツアーファイナルとなりましたが、なんと今日も晴れております! 絶対乃木坂46の神宮は雨が降る説があったんですけど、今回一日も降っていないということで、歴史に残る瞬間を皆さん目の当たりにしているのでは」と興奮気味に語った。
山下美月さんも「晴れの神宮を歴史に刻んだんじゃない?」といい、梅澤さんは「伝説ですよ、これは!」とにっこり。ファンも大歓声を上げた。
だがそんな梅澤さんも、キャプテンの重圧からか途中涙を流す一幕が。同期の山下さんは「キャプテンの“梅”はたくさん覚えることもあって、毎日重圧だっただろうけど、梅がいたからここまで走ってこれた」と感謝した。
山下さんはツアーをけん引してくれた存在として、後輩の5期生・井上和(なぎ)さんの名前も挙げ「この2カ月で本当に強くなって、かっこよくなって、頼もしい後輩だなって尊敬しています」と話した。
井上さんは「この4日間たくさんの方が会場に足を運んでくださって、配信でもたくさんの方が見てくださって、改めてグループの大きさを感じました。そしてどれだけたくさんの人に愛されていたかもすごく感じました」とファンに感謝を伝えた。
本編ラストでは、井上さんセンターの最新シングル「おひとりさま天国」にあわせ、神宮ライブ恒例の460発の花火が打ち上がり、盛り上がりは最高潮に。アンコールでは、5期生の五百城茉央(いおき・まお)さんが「皆さん、来年の夏も会ってくれますか?」と呼びかけ、ファンは大絶叫。大盛り上がりのままライブは終了した。