呪術廻戦:テレビアニメ第2期「渋谷事変」EDに羊文学 ノンクレジットOP&ED映像公開 小沢優子役は愛美 

「呪術廻戦」第2期の「渋谷事変」のオープニングの一場面(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
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「呪術廻戦」第2期の「渋谷事変」のオープニングの一場面(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」第2期の「渋谷事変」で、バンド「羊文学」がエンディング(ED)テーマ「more than words」を担当することが分かった。「渋谷事変」の初回となる第2期の第6話「そういうこと」がMBS・TBS系で8月31日に放送され、羊文学がEDテーマを担当することが明らかになった。「渋谷事変」は、バンド「King Gnu(キングヌー)」がオープニング(OP)テーマ「SPECIALZ」を担当しており、OP映像、ED映像のノンクレジットバージョンがYouTubeで公開された。

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 羊文学の塩塚モエカさんは「今回エンディングを担当するにあたって、マンガ版の『呪術廻戦』を何度も読み、自分の中にあったジャンプ魂を思い出しました。この曲の制作も大変でしたが、作中で虎杖たちが見せてくれた姿に、何度も勇気や強さをもらいました。ギリギリ負けてしまいそうな時でも、最後の一歩を踏み出す力をくれる曲になったと思います。このようなチャレンジをする機会をいただけたことに、感謝しています」とコメントを寄せている。

 第6話は新キャラクターとして小沢優子が登場し、声優の愛美さんが小沢優子を演じた。小沢は主人公・虎杖悠仁の中学校時代の同級生で、第6話では虎杖と再会するシーンが描かれた。愛美さんは「『そういうこと』については、優子にかなり共感しました。自分が嫌悪を感じているものと同じ思考回路になってしまった時の自己への更なる嫌悪や、明るい時もあれば暗い時もあり、結果こじらせてしまうなど、私自身も常日頃から感じていることなので、演じるのが楽しみでした。『渋谷事変』に関しては、いろいろなことが起きすぎて、もう言葉が出ないほどたくさんの感情に襲われました」と話している。

 収録について「榎木(淳弥)さん、内田(雄馬)さん、瀬戸(麻沙美)さん、みなさんと一緒に収録することができたので、お三方の空気感をそばで感じながらお芝居できたのがうれしかったです。小沢優子の捉え方としては、さまざまな解釈があると思ったので、現場での指示に身を委ねました。いろいろな方向からのアプローチで声を吹き込んだので、オンエアではどのようになっているのか楽しみです!」と語った。

 ファンに向けて「これから怒涛の展開になっていくと思いますが、つかの間のひと休み回として楽しんでいただけたでしょうか? 私自身も小沢優子の今後を考察して楽しみました。これからますます盛り上がっていく『呪術廻戦』に、キャストの一員として関わらせていただけてとても幸せです。今後も一ファンとして私も楽しんでいきたいと思います。ご視聴ありがとうございました!」とメッセージを送った。

 「呪術廻戦」は2018年から同誌で連載中。強力な“呪物”の封印が解かれたことで、高校生の虎杖悠仁が呪いを巡る戦いの世界に身を投じることになる……というストーリー。コミックスのシリーズ累計発行部数は8000万部以上。テレビアニメ第1期が2020年10月~2021年3月に放送された。第1期の前日譚(たん)となる劇場版「劇場版 呪術廻戦 0」が2021年12月に公開され、全世界興行収入が約265億円を記録するなど大ヒットした。

 第2期は、五条悟や夏油傑らの呪術高専時代のエピソード「懐玉・玉折」と、10月31日のハロウィーンでにぎわう渋谷の街で起こる「渋谷事変」が描かれる。7月6日~8月3日に「懐玉・玉折」が全5話で放送された。MBS・TBS系で毎週木曜午後11時56分に放送中。

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