幾田りら:「パリピ孔明」に書き下ろしの新曲 “英子”上白石萌歌が歌うメイン曲「DREAMER」 「私の人生も投影できたらいいなという思いで」

連続ドラマ「パリピ孔明」に出演する上白石萌歌さん(左)と楽曲を提供する幾田りらさん(C)フジテレビ
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連続ドラマ「パリピ孔明」に出演する上白石萌歌さん(左)と楽曲を提供する幾田りらさん(C)フジテレビ

 音楽ユニット「YOASOBI」のメンバーで歌手の幾田りらさんが、向井理さん主演で9月27日から放送される連続ドラマ「パリピ孔明」(フジテレビ、水曜午後10時)に楽曲を提供していることが9月6日、明らかになった。手がけたのは上白石萌歌さん演じる歌手を目指す少女・月見英子が歌うメイン曲「DREAMER」で、ドラマのために書き下ろされた。上白石さんが同楽曲を歌うスペシャル音楽映像も公開された。

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 併せて、上白石さんが劇中でカバー曲を披露することも発表された。シンガー・ソングライターの原田真二さんの「タイム・トラベル」、歌手の松原みきさんの「真夜中のドア~stay with me」、ヒップホップユニット「Creepy Nuts」の「堕天」、バンド「SUPER BUTTER DOG」の「サヨナラCOLOR」の4曲を歌唱する。

 幾田さんは「DREAMER」について、「英子と自分が重なる部分があり、私の人生も投影できたらいいな、という思いでリアル感を込めて、作詞・作曲をさせていただきました。そして、英子の人生や萌歌ちゃんの人生にもリンクするように書かせていただきました。メロディーはすごく滑らかではありますが、要所要所に英子にとっていろいろな思いを経ての“決意の言葉”を入れさせていただきました。英子の強い意志が見える“強い言葉”でありたいという気持ちを込めています」とコメント。

 「私は萌歌ちゃんの歌声が本当に大好きで、まず自分の作った楽曲を萌歌ちゃんの声で聴けるなんて……という感動がすごくありました。もちろん英子のことを考えて作った曲ではありますが、英子を演じる萌歌ちゃん自身の歌に対する思いが、この曲に乗って歌ってくれてるんだな、と思ったら胸がグッと熱くなりました」と明かした。

 上白石さんは「DREAMER」について、「この曲を納得のいくように歌うことができた時が、私が英子として迷いなく存在できている時だろうな、と思い、理想とする『DREAMER』を必死で追い求めました。英子を演じる上での始まりの曲であり、ゴールのような曲でもあります」とコメント。

 「幾田さんとは以前、ラジオで共演して以来、うれしいご縁が続いた方で、楽曲を提供していただけることを聞いた時、とてもうれしかったです。尊敬する同世代の一人で、同志のような存在なので、このような形でご一緒できて幸せでした」と語った。

 カバー曲を歌った感想は「今まで自分では挑んでこなかったようなジャンルの楽曲に、たくさん挑戦させていただきました。とりわけ、Creepy Nutsさんの『堕天』は自分の中でも新境地でしたが、飛び込んでみるとすごく楽しかったです。どの曲も、この作品ならではのパリピテイストなアレンジなので、そちらも合わせて楽しみにして頂けるとうれしいです」とアピールした。

 「パリピ孔明」は、四葉夕トさん原作、小川亮さん作画のマンガで、「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載中。テレビアニメが2022年4~6月に放送された。三国志の英雄で天才軍師・諸葛孔明(向井さん)が現代の日本に転生し、ハロウィーンでにぎわう夜の渋谷に降り立つ。歌手を目指す月見英子(上白石萌歌さん)の歌に心を打たれ、自ら軍師(マネジャー)となって英子をサポートしていくことを決意する……という“音楽青春コメディー”。

 9月27日の初回放送は、午後10時~同11時9分の15分拡大版で放送される。

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