緊急取調室 (2025)
第7話 赤い殺意
12月4日(木)放送分
中村倫也さん主演の連続ドラマ「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の最終第9話が9月14日に放送され、原作も読んだ視聴者から「原作と違うEND」「原作とは違う展開だったけど楽しめた」といった声が上がった。
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ドラマは、「半沢直樹」「下町ロケット」シリーズなどで知られる人気作家、池井戸潤さんの同名小説(集英社)が原作。亡き父の故郷である山間の小さな集落「ハヤブサ地区」に移住した作家の三馬太郎(中村さん)が、地元消防団に加入したのを機に、連続放火騒動や住民の不審死など怪事件に遭遇、次第に巨大な陰謀に巻き込まれていくミステリーを描いた。
最終第9話では、謎の女性、映子(村岡希美さん)が、聖母アビゲイル教団(前・アビゲイル騎士団)の“聖母”展子(小林涼子さん)の幼なじみと判明。太郎は映子と、展子の義理の兄だった江西住職(麿赤兒さん)から、展子の悲しい生涯を聞き、それを小説にする。
太郎はその小説を、新聖母になろうとしている彩(川口春奈さん)に見せて教団の非道を訴え、涙ながらに説得する。彩は太郎の説得を拒否するも、葛藤。そしてついに教団から離れることを決心し、新聖母降臨の儀式に集まっていた信者たちに、町内放送でハヤブサで起きた連続放火事件の真相や、真鍋(古川雄大さん)の殺人容疑、事実上の教団トップ・杉森(浜田信也さん)の暗躍を伝えた。
信者たちは次々に教団を見限り、ハヤブサに再び平穏が訪れる。太郎も彩と喜び合ったがそこに、彩の裏切りに激怒した真鍋が、銃を持って彩を狙う。それをかばった太郎は凶弾に倒れた。絶対絶命の2人だったが、そこに消防団や警察が駆けつけ、真鍋は逮捕された。杉森も「この世に迷いが存在する限りアビゲイルは決して滅びない」と不敵に笑いながら警察に連行された。
その後、後日談が描かれ、太郎は無事でベストセラー作家になっていた。拘置所に入った彩と文通しながら、消防団としてハヤブサを守る日々を送る。一方、東京ではアビゲイルが彩とは別の新聖母を擁立して活動していることが明らかになった。
SNSでは「原作より太郎くん的には救いがある終わりかな」「原作も読みたくなるなあ」といった声が上がった。また「ハヤブサは救えたけど新たな場所でアビゲイルは続いていくんだね」「アビゲイルが生き残ってるの、円環は続く的教義にいい感じに合致して説得力があって怖かった」「アビゲイルは終わらない……」「続編ありそう」といった声も見られた。
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