ドラマ1週間:本木雅弘がSPドラマで元ラグビー日本代表・平尾誠二さん演じる 安達祐実「うちの弁護士は手がかかる」で主演ムロツヨシと初共演

ドラマ「友情~平尾誠二と山中伸弥『最後の一年』~」で主演を務める本木雅弘さん=テレビ朝日提供
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ドラマ「友情~平尾誠二と山中伸弥『最後の一年』~」で主演を務める本木雅弘さん=テレビ朝日提供

 1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(9月16~22日)は、本木雅弘さんが、テレビ朝日系のドラマスペシャル「友情~平尾誠二と山中伸弥『最後の一年』~」(11月11日午後9時放送)で元ラグビー日本代表の平尾誠二さんを演じる話題、安達祐実さんが、10月13日から放送の連続ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」(フジテレビ系、金曜午後9時)で主演のムロツヨシさんと初共演することが話題になった。前後編で取り上げる。

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 俳優の本木さんが、11月11日午後9時放送のテレビ朝日系のドラマスペシャル「友情~平尾誠二と山中伸弥『最後の一年』~」で主演を務めることが20日、明らかになった。本木さんは、元ラグビー日本代表の平尾誠二さんを演じる。併せて、ノーベル生理学・医学賞を受賞した医師の山中伸弥さんを俳優の滝藤賢一さんが演じることも発表された。本木さんと滝藤さんは初共演で、本木さんが民放ドラマに出演するのは約10年ぶりとなる。ドラマは、平尾さんと山中さんの友情を描いた実話に基づく物語。2010年に雑誌の対談で出会った2人は意気投合。急速に親交を深めていくが、2015年に平尾さんががん宣告を受ける。厳しい状況にもめげず、病と闘い続けた平尾さんと最後まで寄り添い続けた山中さん、そして家族が過ごした最後の一年を描く。脚本は、「Dr.コトー診療所」(フジテレビ系)などを手がけ、平尾さんとも交流があった吉田紀子さんが担当する。

 俳優の原菜乃華さんが、10月21日スタートの連続ドラマ「泥濘(ぬかるみ)の食卓」(テレビ朝日系、土曜午後11時半)に出演することが20日、分かった。幼なじみにゆがんだ愛情を注ぐサイコパスな女子高生を演じる。ドラマは、アイドルグループ「日向坂46」の齊藤京子さん主演で、伊奈子さん作の同名マンガ(新潮社)を実写化。田舎町のスーパーで働く捻木深愛(ねじき・みあ、齊藤さん)が店長・那須川夏生(吉沢悠さん)と不倫関係となり、真っすぐすぎる愛をエスカレートさせ、次第に那須川一家に影響を及ぼし……と展開する。戸田菜穂さん、筒井真理子さんが出演することも発表された。

 俳優の塩野瑛久さんが、10月5日に始まる連続ドラマ「ブラックファミリア~新堂家の復讐(ふくしゅう)~」(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後11時59分)に出演することが21日、明らかになった。主人公の新堂一葉(板谷由夏さん)ら新堂家が復讐のターゲットにする早乙女家の息子で、衆議院議員の早乙女倫太郎を演じる。ドラマは「ブラックリベンジ」(2017年)と「ブラックスキャンダル」(2018年)に続く、読売テレビのブラックシリーズ第3弾。謎の死を遂げた女子高校生の家族が、愛する娘の死の真相を追う復讐ミステリー。併せて、ドラマの主題歌が米国のシンガー・ソングライター、オリヴィア・ロドリゴさんの「ヴァンパイア」に決定したことも発表された。

 俳優の仲野太賀さんが、10月12日に「木曜劇場」(フジテレビ系、木曜午後10時、初回は20分拡大)でスタートする連続ドラマ「いちばんすきな花」に出演することが22日、明らかになった。仲野さんがフジテレビの連ドラに出演するのは8年ぶりで、主人公の一人、潮ゆくえ(多部未華子さん)の男友達の赤田鼓太郎を演じる。ドラマは「silent」(同局系、2022年)でプロデューサーを務めた村瀬健さんと脚本家の生方美久さんが再びタッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに男女4人の感情を描く完全オリジナル作品。多部さん、松下洸平さん、神尾楓珠さん、今田美桜さんの4人が主演を務める。

 俳優の安達さんが、ムロさん主演で10月13日から放送の連続ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」(フジテレビ系、金曜午後9時)に出演することが22日、明らかになった。安達さんとムロさんが共演するのは今作が初めて。ドラマは、弁護士の業務をサポートする専門職「パラリーガル」がテーマ。生きる希望を見失っていた芸能事務所の元敏腕マネジャー、蔵前勉(ムロさん)が、新人弁護士の天野杏(平手友梨奈さん)を「法廷のスター」にすることを目指して奮闘する。安達さんは、蔵前の元マネジャー仲間の安藤カオリを演じる。

 俳優の菅野美穂さんが、10月19日スタートの主演ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」(テレビ朝日系、木曜午後9時)でクランクインした。充実した撮影の中「連続ドラマに参加するのは約2年半ぶりですけど、全然そんな感じがしなくて(笑い)。いい意味で安心感があります」と話した。ドラマは、今年4月に発表された「第27回手塚治虫文化賞」(朝日新聞社主催)で「マンガ大賞」に選出された入江喜和さんの同名マンガ(講談社)が原作。「カッコよく生きる」が座右の銘の主婦、伊沢ゆりあ(菅野さん)が、突然意識不明となった夫の介護や、夫の「恋人」を名乗る美青年、夫を「パパ」と呼ぶ2人の女の子、その母親で夫の「彼女」を名乗る女性との大所帯同居など、さまざまな問題を痛快に乗り越えていくヒューマンドラマだ。

 俳優の向井理さん主演で9月27日から放送される連続ドラマ「パリピ孔明」(フジテレビ、水曜午後10時)のイベントが22日、SHIBUYA109(東京都渋谷区)で行われ、向井さん、上白石萌歌さん、関口メンディーさんらが登場した。天才軍師・諸葛孔明の役衣装で現れた向井さんは、ドラマについて「全体的な世界観は、今まで見たことのないドラマになっていると思う。最初からフルスロットルで走っているので、盛りだくさんな初回になっているけど、飽きることなく見ていただけると思います」と自信をのぞかせた。向井さんら3人は、作品の舞台となる渋谷にそれぞれ役衣装で登場。向井さんは「こうして渋谷の真ん中でゲリラ的にイベントを行えるということは、感無量です」とコメントした。

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