生田絵梨花:ディズニー100周年記念作「ウィッシュ」 ヒロインの日本語版声優に オーディションで大役「涙が出てしまいました」

「ウィッシュ」の主人公・アーシャの日本語吹き替え版声優を務める生田絵梨花さん(C)2023 Disney. All Rights Reserved.
1 / 2
「ウィッシュ」の主人公・アーシャの日本語吹き替え版声優を務める生田絵梨花さん(C)2023 Disney. All Rights Reserved.

 元乃木坂46で俳優の生田絵梨花さんが、ウォルト・ディズニー・カンパニーの創立100周年記念作品として製作された劇場版アニメ「ウィッシュ」(12月15日公開)の主人公・アーシャの日本語吹き替え版声優を務めることが分かった。米国のディズニー本社で行われたオーディションで大役をつかんだ生田さんは「涙が出てしまいました。(ディズニー作品の声優は)夢だったので、うれしかったです。“願い”が叶(かな)いました!」と喜びを爆発させた。

ウナギノボリ

 「ウィッシュ」は、「アナと雪の女王」のスタッフ陣が製作したディズニー・アニメーション最新作。ディズニー作品が描き続けてきた“願いの力”を「真正面から描く」ことがテーマで、舞台はどんな願いも叶うといわれているロサス王国。主人公でヒロインの17歳の少女アーシャが、ある出来事によって夢のような王国に隠された秘密を知り、ディズニー史上最も恐ろしい“ヴィラン”に立ち向かう……というストーリー。アーシャの声優は、映画「ウエスト・サイド・ストーリー」で第94回アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズさんが務める。

 生田さんはオーディションで、「確かな演技力」「高い歌唱力」「まっすぐさと透明感の中にある力強さを感じさせる声」がアーシャ像と合致することから、日本語吹き替え版の声優に選ばれた。

 合格を知った際のことを思い返し、「最初は本当にびっくりして、呆然(ぼうぜん)としてしまったのですが、落ち着いてからマネジャーさんに『合格したよー!』と報告しているときに、涙が出てしまいました。ものすごく夢だったので、うれしかったです。“願い”が叶いました!」と歓喜。「『ウィッシュ』の世界や、キャラクターをきっと愛してもらえるだろうと、今レコーディングしながら思っていますし、そうなるよう引き続き命を吹き込んでいけたらなと思います」と意気込んだ。

 今作は「アナと雪の女王」のようなミュージカル要素があり、劇中では歌唱シーンも演じるが、「ずっとディズニーのキャラクターが好きで、ディズニー作品の歌を歌うことが好きだったので、今回まさか自分のキャラクターとして歌わせていただけるというのは不思議でうれしい気持ちです」と話した。

 生田さんが登場する特別映像も公開された。生田さんが「ウィッシュ」のキャラクター“スター”と共演する映像で、生田さんがスターに導かれるように走り出すと、美しい満天の星空が広がり、シンデレラ城も出現。100周年記念の新ディズニー・ヒロインの紹介にふさわしい特別映像となっている。

写真を見る全 2 枚

アニメ 最新記事