ドラマ1週間:NHKの男女逆転「大奥 Season2」一橋慶喜役に大東駿介 フジテレビ来年1月期「大奥」第10代将軍・徳川家治役に亀梨和也

ドラマ10「大奥 Season2」に出演する(上段左から時計回りに)大東駿介さん、平岩紙さん、原田泰造さん、中村アンさん、山村紅葉さん=NHK提供
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ドラマ10「大奥 Season2」に出演する(上段左から時計回りに)大東駿介さん、平岩紙さん、原田泰造さん、中村アンさん、山村紅葉さん=NHK提供

 1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(10月28日~11月3日)は、男女が逆転した江戸を描いた「ドラマ10『大奥 Season2』」(NHK総合、火曜午後10時)の幕末編の新キャストが発表され、一橋慶喜役で大東駿介さんが出演する話題、「KAT-TUN」の亀梨和也さんが2024年1月スタートの木曜劇場「大奥」(フジテレビ系、木曜午後10時)で、第10代将軍・徳川家治役で出演することが話題になった。前後編で取り上げる。

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 男女が逆転した江戸を描いた人気マンガ(よしながふみさん作、白泉社)を実写化した「ドラマ10『大奥 Season2』」(NHK総合、火曜午後10時)の幕末編の新キャスト5人が11月1日、発表された。一橋慶喜役で大東駿介さん、庭田/勧行院役で平岩紙さん、土御門役で山村紅葉さん、能登/志摩役で中村アンさん、西郷隆盛役で原田泰造さんが出演することが分かった。中村さんは初めての時代劇出演となる。

 慶喜は、一橋家の当主で、14代将軍・徳川家茂(志田彩良さん)を補佐するため、将軍後見職に就き、後に15代将軍となる。大東さんは「最後の将軍、一橋慶喜を演じさせていただき光栄です。今後の大奥の“天候”は不穏な暗雲、とてつもない嵐を呼ぶでしょう。天に漂う慶喜の“雲行き”に注意してください」とコメントした。

 10月7日からWOWOWで10話まで放送・配信されている、中国のSF作家・劉慈欣(リウ・ツーシン)さんのSF小説「三体」の実写ドラマ「SF超大作『三体』」が、WOWOWオンデマンドで2023年10月の海外ドラマ視聴数の1位を獲得したことが2日、明らかになった。原作の「三体」は20カ国以上の言葉で翻訳され、世界累計発行部数が2900万部を超える大ベストセラー。「SF界のノーベル文学賞」と呼ばれるヒューゴー賞を、2015年にアジア人作家として初めて受賞した作品だ。日本では早川書房から出版されている。

 人気グループ「KAT-TUN」の亀梨和也さんが、俳優の小芝風花さん主演で2024年1月スタートの木曜劇場「大奥」(フジテレビ系、木曜午後10時)で、第10代将軍・徳川家治役で出演することが3日、明らかになった。亀梨さんが時代劇に出演するのは初めて。小芝さんとの共演は「セカンド・ラブ」(テレビ朝日系、2015年)以来、約9年ぶりとなる。

 亀梨さん演じる徳川家治は、閑院宮直仁親王の娘・倫子との婚礼の儀を控えている。父であり、第9代将軍・徳川家重が謎の死を遂げたことで、第10代将軍の座に就いた。亀梨さんは「僕自身、今回が初めての時代劇なのですが、その一発目がこの歴史ある『大奥』という作品に声を掛けていただいたこと、大変光栄に思っております。本当に有名なシリーズですので、これから頑張っていこうと思っています」とコメントした。

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