ブギウギ:六郎、赤紙に大喜び 無邪気な姿に「胸が痛い」「しんどい」 「カーネーション」勘助を思い出す視聴者も

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第36回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第36回の一場面(C)NHK

 趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第36回が11月20日に放送された。同回では、スズ子(趣里さん)の弟・六郎(黒崎煌代さん)に赤紙が届き、視聴者が「朝から泣いた」「切ない」と反応した。

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 第36回では、昭和14(1939)年、第二次世界大戦が始まろうとしており、劇団でも時局に合わせた演出をしていくとの方針が示された。スズ子は、化粧があまり派手にならないようにと言われ戸惑い、羽鳥善一(草なぎ剛さん)もジャズができなくなるのではと心配する。

 一方、スズ子の実家の銭湯「はな湯」では、ツヤ(水川あさみさん)が体調を崩しており、熱々先生(妹尾和夫さん)から大きな専門の病院で見てもらったほうがいいと言われていた。

 そんな折、六郎の元に役場の職員が訪ねてくる。第32回(11月14日放送)で、甲種合格の知らせを受けていた六郎に、召集令状が届いたのだ。六郎は、床に伏すツヤの元へ駆け込み、「甲種合格しても、どんくさいお前には赤紙来えへんいうやつおったけど、ちゃんと来たわ! すごいやろ!?」「赤紙や! やった!」と胸を張る。六郎は無邪気に喜ぶが、ツヤと梅吉(柳葉敏郎さん)は複雑な表情を浮かべていた。

 SNSでは「上官を『おっちゃん』と呼びかねない六郎が、軍隊でどんなにつらい目に合うか想像しただけでしんどいわ」「とにかく生き延びて」「六郎は一人前の大人の男として扱われたことを喜ぶが、そこで何をするのかは知らない。胸が痛い」といった声が上がっていた。

 また、2011年度後期の朝ドラ「カーネーション」に登場したヒロイン・糸子(尾野真千子さん)の幼なじみ・勘助(尾上寛之さん)と、六郎を重ねる視聴者が続出。勘助は優しく純粋な性格で、出征し帰還するが、戦争のショックから別人のようになってしまう。

 SNSでは「勘助を思い出してしまいとてもつらい」「ピュアな六郎だけに勘助の二の舞になってしまわないか心配だよ」「みんな勘助思い出してるのがまた悲しい」といったコメントが寄せられた。

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