鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎:初めて明かされる“鬼太郎の父たちの物語” 本編映像公開 「この先地獄が待っておる」

「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の一場面(c)映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会
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「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の一場面(c)映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会

 故・水木しげるさんのマンガが原作のテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期の劇場版「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の本編映像がYouTubeで公開された。同作は、鬼太郎の父(かつての目玉おやじ)と水木が主人公で、“鬼太郎の父たちの物語”が初めて明かされることも話題になっている。映像では、帝国血液銀行からの密命を帯びた水木が、日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族の当主・時貞の弔問に伺うために、恐怖の舞台となる哭倉村(なぐらむら)に向かう列車の中で、鬼太郎の父と初対面するシーンが描かれている。

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 突然車内の電灯が消え、窓ガラス越しに鬼太郎の父が現れ、「お主、死相が出ておるぞ……」「この先地獄が待っておる……」と、水木に向けて忠告をする。二人の目線が合った瞬間、水木が我に返ると鬼太郎の父は消えてしまう。

 「ゲゲゲの鬼太郎」の劇場版が公開されるのは、テレビアニメ第5期の劇場版として2008年12月に公開された「劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」以来、約15年ぶりで、水木さんの生誕100周年を記念して公開されることになった。

 同作は、鬼太郎の父(かつての目玉おやじ)と水木が主人公で、“鬼太郎の父たちの物語”が初めて語られることも話題になっている。「デジモンユニバース アプリモンスターズ」や「ゲゲゲの鬼太郎」第5期の劇場版「劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」などを手がけた古賀豪さんが監督を務め、「マクロスF」「ワールドトリガー」などの吉野弘幸さんが脚本、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で副監督を務めた谷田部透湖さんがキャラクターデザインを担当する。関俊彦さんが鬼太郎の父、木内秀信さんが水木をそれぞれ演じる。11月17日に公開され、公開から3日間で興行収入が約1億6000万円を記録するなどヒットしている。


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