ブギウギ:「おちょやん」テルヲ化に拍車? 梅吉、酔っ払ってけんか→逮捕「落ちていく一方」 “理由”が気になる視聴者も

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で柳葉敏郎さん演じる花田梅吉 (C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で柳葉敏郎さん演じる花田梅吉 (C)NHK

 趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第44回が11月30日に放送された。同回では、ツヤ(水川あさみさん)を亡くした寂しさから、酒に溺れるようになった梅吉(柳葉敏郎さん)の“ダメ親父(おやじ)化”が、視聴者の間で話題になった。

あなたにオススメ

 第44回では、大げんかをしたスズ子(趣里さん)と梅吉は、互いに口も聞かないようになっていた。一方、梅丸楽劇団では、人数が減り続ける楽団をなんとかしようと羽鳥善一(草なぎ剛さん)が編曲に追われていたが……と展開した。

 終盤、帰宅した鈴子は、チズ(ふせえりさん)から、梅吉がおでん屋でけんかして逮捕されたと知らされる。身柄を引き取るため警察署に赴いたスズ子がけんかの理由を尋ねると、梅吉は「関係ないやろ」と返す。スズ子が「関係ないことないやろ! 心配かけて、迷惑掛けて……」と言い返すと、梅吉は「頼んでない」とスズ子を突き放すのだった。

 娘に迷惑をかける梅吉の姿に、杉咲花さんがヒロインを務めた2020年度後期の朝ドラ「おちょやん」に登場したヒロインの父・テルヲ(トータス松本さん)を思い出す視聴者が続出。テルヲは酒と博打(ばくち)に溺れ、金のために幼い娘を奉公先に売り飛ばし、借金取りに終われると娘の金を盗むなど、放送当時は「朝ドラ史上最低の父親」とも言われていた。

 ツヤが生きていた頃の梅吉は決して働き者ではなかったが、スズ子や六郎(黒崎煌代さん)にたっぷりの愛情を注ぐ、おおらかで優しい父親だった。スズ子に迷惑ばかりかけるようになった梅吉に、SNSでは「梅吉さんどうしちゃったの」「梅吉のテルヲ化が進行してるぜ」「テルヲをダメ親父界の頂点だとすると、梅吉さんの八合目まで駆け上がった感がすごい」「とうとう逮捕。落ちていく一方になってしまった」といった声が上がっていた。

 一方で視聴者は「酔っ払い客にスズ子のこと小馬鹿にされたんじゃないかなぁ」「まさか……追い出された小夜ちゃん(富田望生さん)、伝蔵(坂田聡さん)のおでん屋手伝ってたってオチだったりして」「おでん屋のおっちゃんが知ってそう」などと、けんかの理由が気になっていた。

- 広告 -

テレビ 最新記事