探偵!ナイトスクープ:段ボールや廃材で「お手製運転席」 鉄道大好きの孫のため 山陽電鉄全面協力で完全再現なるか

12月8日放送の「探偵!ナイトスクープ」から=ABCテレビ提供
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12月8日放送の「探偵!ナイトスクープ」から=ABCテレビ提供

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが局長を務める人気バラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ、金曜午後11時17分)。12月8日の放送では、せいや探偵が「山陽電車の運転席を完全再現」を調査した。

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 依頼は、兵庫県の女性(66)から。鉄道が大好きな7歳の孫、フクヒロと山陽電車に乗りに行った時のこと、若い運転手さんが「電車好きなん?」と話しかけてくれて、感激した孫が「僕、清水フクヒロです。僕と友達になってください」と言うと、運転手さんが「僕は1年目の平井と言います。頑張って運転手になってください」と答えてくれた。

 そんな出来事があって、山陽電車をますます好きになった孫が依頼者に「山陽電車の運転席を作って」と言ってきた。孫の頼みなら聞かないわけにもいかず、段ボールや壊れたパソコンなど廃材を集めて作った。我ながらの力作に、孫は喜んでくれたものの、そこはまだ7歳。とても純粋に「ペダル踏んだらホンマは警笛が鳴るんやけどなあ」とつぶやいた。依頼者は「しまった〜」と思った。

 さらに「扉を開けて運転席に乗り込みたい」と言い出し、依頼者1人だけでは手に負えない状況。運転席にはいろいろなスイッチの名前がシールで張っているが、正しいのかどうか分からない。何とか孫のために、そして依頼者自身が納得できるよう、完全再現に協力してほしい、というもの。

 早速、今現在の「運転席」を見せてもらうと、あまりのクオリティーの高さに、せいや探偵は「本物や!」と感嘆。そこで、山陽電鉄全面協力のもと、平井運転手らも参戦し、フクヒロ君の「運転席」のグレードアップを開始。

 だが、詳しく調べようにも、一般市民は運転席に立ち入りできない。しかも、見せてもらった資料は持ち出し禁止のため、依頼者は運転席の構造を頭に焼き付けるしかない。果たして、フクヒロ君の反応やいかに。

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