ヤマトよ永遠に REBEL3199：宮川彬良が音楽担当　ささきいさおと劇場版4Kリマスターのトークイベントに

　人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」シリーズの劇場版「宇宙戦艦ヤマト 劇場版」の4Kリマスター版のトークイベントが12月10日、新宿ピカデリー（東京都新宿区）で開催され、歌手のささきいさおさん、作曲家の宮川彬良さんが登場。シリーズ最新作「ヤマトよ永遠（とわ）に REBEL（レベル）3199」で、宮川さんが音楽を担当することが発表された。「宇宙戦艦ヤマト2199」「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」に続き、宮川さんが音楽を手掛けることになった。

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　イベントでは、ささきさん、宮川さんが同シリーズの音楽について語った。ささきさんは1974年に放送をスタートした「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌について「長いですね。初めて歌った時は苦労しましたけど、放送された時は感激した思い出があります。まさか50年にわたって歌い続けるとは想像もしていませんでした。皆様の後押しで歌い続けられています」と思いを語った。

　「さらば宇宙戦艦ヤマト　愛の戦士たち」で、ささきさんは斉藤始役の声優として出演した。「どんなキャラクターなのか知らなくて、太ったのが出てきて、びっくりしました。それまでのアテレコは二枚目しかやってこなかったので。後々、こんなにいい役になるって知らなかったから」と振り返った。

　4Kリマスター版は、IMAGIGA エンタテインメントメディアサービスのスタッフがリマスターした。散逸していたオリジナルネガを発掘、復元し、4Ｋサイズでデータを収録。ネガの破損や細かな傷を修正した。音声は、初公開時のモノラル音声を採用。新たに発見された磁気録音のマスター素材を使用した。「宇宙戦艦ヤマト 劇場版」が12月8日から上映中で、「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」が2024年1月5日に上映される。

　「ヤマトよ永遠に REBEL3199」は「宇宙戦艦ヤマト2205　新たなる旅立ち」の続編で、福井晴敏さんがシリーズ構成を担当することが発表されている。