俳優の西島秀俊さんと内野聖陽さんのダブル主演の連続ドラマ「きのう何食べた?season2」(テレビ東京系、金曜深夜0時12分)の第10話が12月8日深夜に放送された。内野さん演じる賢二の母・峰子(鷲尾真知子さん)の言葉がSNSで話題になった。
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10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
峰子から「史朗さん(西島さん)に会っておきたい」と言われた賢二。史朗に相談し、上野の老舗うなぎ店で会食することになる。会食当日。自分の選んだ店で、峰子や賢二の姉たちと顔を合わせた史朗。最初は緊張していたが、峰子たちとの会話も弾み、食事会は和やかに進んでいった。
そんな中、「ちょっと湿っぽい話になるんですけど」と切り出した峰子。息子を亡くしてしまった知り合いの話を聞いて、賢二が亡くなったときのことを考えたという。「もしもね、そのとき私たちが筧さん(史朗)と顔を合わせたことがなかったとしたら、筧さんはただの友人の一人としてしか賢二を見送ることができないんじゃないのかって」と話す。
峰子が「賢二のことはもう、ご自分の身内同然と思っていてくださるんでしょ?」と聞かれ「はい」と答えた史朗。峰子は、一度でも顔を合わせておけば、何かあったときに自分たちと一緒に賢二を見送れると思った、と話すのだった。
そんな峰子に、史朗が「でも私の立場は、ご家族とは……」と話すと、峰子は「他人でも身内ってことはあると思うのよ」と思いを明かす展開だった。
SNSでは「『他人でも身内』、泣けた……」「号泣。他人でも身内ってことはある。いいお母さんだ」「ケンジ家族とのご飯会、めちゃくちゃすてきでよかった」「いや~泣いた泣いた。毎回泣かしてくれるのよね……」「今回の内容は号泣案件。他人だけど身内、そんな人出来たらいいな」といったコメントが並んだ。
「きのう何食べた?」は、マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載中のよしながふみさんの同名マンガが原作。2019年4月にseason1、2020年1月1日に正月スペシャルドラマが放送。2021年11月3日には劇場版が公開され、興行収入14億円超を記録した。シーズン2では、アラフィフに突入したシロさんとケンジの日常が描かれ、環境の変化や身体的・精神的な変化に、2人は直面する。
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