呪術廻戦:シリーズ累計9000万部突破 テレビアニメ第2期開始から半年で1000万部増

「呪術廻戦」のコミックス第25巻のカバー(C)芥見下々/集英社
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「呪術廻戦」のコミックス第25巻のカバー(C)芥見下々/集英社

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガ「呪術廻戦」のコミックスの電子版を含むシリーズ累計発行部数が9000万部を突破することが分かった。度重なる重版に加え、2024年1月4日に発売される最新25巻で9000万部を突破する。同作は放送中のテレビアニメ第2期が人気を集めており、第2期の放送がスタートした7月時点の累計発行部数は8000万部で、約半年で約1000万部増えた。

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 同作は、テレビアニメも人気を集めており、放送がスタートした2020年10月時点の累計発行部数は約850万部、同年10月29日時点で1000万部に達した。2021年1月13日で累計発行部数は約2000万部、同年2月9日で約3000万部、3月31日で約4000万部、5月31日で約5000万部、12月25日で約6000万部、2022年4月4日で約6500万部、同年8月4日で7000万部、2023年7月4日に8000万部と部数を伸ばしてきた。

 同作の展覧会「芥見下々『呪術廻戦』展」が、2024年夏に渋谷ヒカリエ(東京都渋谷区)で開催されることも発表された。作者の芥見さんは、12月16日から幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の「ジャンプフェスタ2024」の「呪術廻戦」のステージイベントに直筆のメッセージを寄せ、「呪術廻戦が連載中でのジャンフェスは多分絶対これが最後です」とコメント。

 「来夏には原画展が控えています。原画展といっても、呪術はデジタル原稿です。どーなっちゃうの?と大人たちと話し合った結果、ネームや下書きなど、残っている素材を活用し『なんか私にもマンガ描けそう!!』と思ってもらえる展示を目指そうということになりました。大勢の大人に試行錯誤してもらっている最中です。頑張れ大人!! みんなも来てね~~」とつづっている。

 「呪術廻戦」は2018年から同誌で連載中。強力な“呪物”の封印が解かれたことで、高校生の虎杖悠仁が呪いを巡る戦いの世界に身を投じることになる……というストーリー。

 テレビアニメ第1期が2020年10月~2021年3月に放送された。第1期の前日譚(たん)となる劇場版「劇場版 呪術廻戦 0」が2021年12月に公開され、国内興行収入が約137億5000万円、全世界興行収入が約265億円を記録するなど大ヒットした。2022年7月には舞台化もされた。

 テレビアニメ第2期がMBS・TBS系で毎週木曜に放送中。

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