永尾柚乃:「うれドキ」「わくドキ」アイヌの少女・オソマ役で「ゴールデンカムイ」出演 山崎賢人とあやとりも

永尾柚乃ちゃん
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永尾柚乃ちゃん

 子役の永尾柚乃ちゃんが、山崎賢人さん主演の映画「ゴールデンカムイ」(久保茂昭監督、2024年1月19日公開)に出演することが1月5日、明らかになった。柚乃ちゃんが演じるのは、アシ(リ)パ(山田杏奈さん)のいとこのアイヌの少女・オソマ役。

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 オソマという名前は、アイヌ語で「うんこ」や「うんこをする」という意味。アイヌでは赤ん坊に病魔が近寄らないようにあえて汚い幼名を付けて魔除けをする風習があり、オソマは体が弱かったため本名もオソマと名付けられ、そのおかげで今ではとても元気にコタン(村)で暮らしている。

 口琴(こうきん)と呼ばれるアイヌの伝統楽器「ムックリ」(ひもを引っ張って弁を振動させ口で響かせる竹製の楽器)を弾くのが大好きで、アシ(リ)パのチセ(家)に訪れた元陸軍兵・杉元佐一(山崎さん)を歓迎する。

 柚乃ちゃんは7歳。2023年1月期の「ブラッシュアップライフ」で、安藤サクラさん演じる主人公の幼少期を演じ、人気が急上昇した。

 柚乃ちゃんは「出演が決まった時は本当に、“うれドキ”(うれしくてドキドキ)で、しかもオソマちゃん役ができると思うと “わくドキ”(わくわくドキドキ)で思わず踊っちゃいました。オソマという名前の意味を知った時は驚いたのですが、オソマちゃんを演じてみて今ではとても気に入っています。現場では、山﨑さんとあやとりをしたり、山田さんと好きな食べ物のお話をしたりして楽しかったです。北海道での撮影や、アイヌ民族の衣装、ムックリなど新鮮でした。ぜひ、いろんな方に見てもらえるとうれしいです」とコメントしている。

 映画は、2014~22年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載された、野田サトルさんの同名マンガの実写化。原作は、日露戦争終結直後の北海道を舞台に、アイヌの埋蔵金を巡るミステリーと、大自然の中で一癖も二癖もあるキャラクターたちによって繰り広げられるサバイバルバトルを描き、コミックス全31巻の累計発行部数は計2700万部超(2024年1月時点)。テレビアニメも人気で第1~4期までが放送されており、「最終章」の制作も発表されている。

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