阿部サダヲ:昭和のおじさん役で「小指の爪だけ伸ばしていた」 仲里依紗は肩パット2個入りヒョウ柄ワンピにピンヒール

ドラマ「不適切にもほどがある!」の制作発表に登壇した阿部サダヲさん
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ドラマ「不適切にもほどがある!」の制作発表に登壇した阿部サダヲさん

 俳優の阿部サダヲさんが1月19日、東京都内で行われた主演する連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系、金曜午後10時)の制作発表会見に登場。令和にタイムスリップする昭和のおじさん・小川市郎役を演じる阿部さんは、役作りを聞かれ「もうやめちゃったのですけど」と前置きし、「最初は小指の爪だけ伸ばしていた。わかる人だけわかればいいんですけど(笑い)」と話して会場を沸かせた。

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 阿部さんは「昔のおじさんは小指の爪でいろいろやる。耳ほじったりとか鼻ほじったりとか」と昭和のおじさん“あるある”を説明し、「ただドラマ上、必要ないなというので、も切っちゃいましたけど」とにっこり。

 さらにセットの小道具の中に「ウサギの耳を押す爪切りをみつけて懐かしいと思った」と口にし、「ウサギの耳を押してウサギのくちばしで切るという爪切りがあったのがうれしくて。小川の端っこの方にありました。これもわかる人だけわかってもらえれば」と懐かしんでいた。

 制作発表には、仲里依紗さん、磯村勇斗さん、河合優実さん、坂元愛登さん、吉田羊さん、脚本を務める宮藤官九郎さんも出席。この日は全員が1980年代のファッションをモチーフにした衣装で登場し、ヒョウ柄のド派手なドレスにピンヒールで登場した仲さんは、「肩パットは控えめに2個入っています。ヒョウ柄と赤でちょっと可愛いらしく着ました」と語っていた。

 ドラマは、宮藤さんのオリジナル。舞台は1986年から2024年にタイムスリップした、“愛の鞭”と称した厳しい指導をするのが当たり前な昭和の体育教師で野球部顧問・小川市郎(阿部さん)がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えていく模様を描く。1月26日スタートで、初回は15分拡大。

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