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元男闘呼組・成田昭次:平成5年→令和6年、31年ぶりのドラマ出演 「不適切にもほどがある!」最終回に登場 タイムマシンに関わる“謎の男”役

3月29日放送の「不適切にもほどがある!」最終回にゲスト出演する(左から)小野武彦さん、成田昭次さん、宍戸開さん(C)TBS

 4人組ロックバンド「男闘呼組」の元メンバーで歌手の成田昭次さんが、阿部サダヲさん主演、宮藤官九郎さん脚本の連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系、金曜午後10時)の最終回(3月29日放送)にゲスト出演することが分かった。成田さんがドラマに出演するのは1993年の「お茶の間」(読売テレビ)以来31年ぶりで、「素晴らしいドラマのオファーをいただけてすごく光栄です。懐かしさと新鮮な気持ちが入り乱れた撮影でした」とコメントした。

 成田さんは最終回でタイムマシンに関わる“謎の男”を演じる。

 本作の昭和の舞台である1986年は、成田さん自身も青春時代を過ごした時代ということもあり、ドラマも第1話から毎週楽しみに見ていたという。最終話のゲスト出演に「一生の宝になりました!」と喜ぶ一方で、「撮影はライブ以上に緊張しました(笑い)。座りのシーンの撮影では足の震えが止まらなくてびっくりしました。左足がガクガク震えちゃって……こんなの初めてです(笑い)」と撮影を振り返った。

 成田さんは1988年にデビューし、1993年に活動休止するも2022年7月から1年間の期間限定で活動再開した4人組ロックバンド「男闘呼組」の元メンバー。現在は「Rockon Social Club」「NARITA THOMAS SIMPSON」のリードボーカルとして活躍している。

 また、最終回のゲストとして俳優の小野武彦さん、宍戸開さんも出演する。2人とも最終回のキーパーソンとなる“謎の男”を演じる。

 小野さんが、宮藤さんが脚本を務めた作品に出演するのは、本作と同じく阿部さんが主演した映画「謝罪の王様」(2013年)以来、約11年ぶり。宍戸さんは宮藤さんの脚本作品への出演は本作が初めて。TBSドラマへの出演は金曜ドラマ「チア☆ダン」(2018年)以来、約6年ぶりとなる。

 ◇成田昭次さんのコメント全文

 このたび大変恐縮なんですが、こんな大ヒットドラマに自分が出演させていただけることになり、一生の宝になりました! 最初にオファーを聞いたときは、健一とか和也とか耕陽じゃなくてなんで僕なのかな……と思いましたが、素晴らしいドラマのオファーをいただけてすごく光栄です。僕が演じる役柄はまだ詳しく言えないんですけど……このドラマには絶対に欠かせないタイムマシンに関わっている役柄です。

 今回は31年ぶりのドラマ出演ということで、時代が変わったのを実感してびっくりしました。緑山スタジオでは僕が最後に出演した「お茶の間」というドラマも撮影していたので、懐かしさと新鮮な気持ちが入り乱れた撮影でしたね。撮影はライブ以上に緊張しました(笑い)。座りのシーンの撮影では足の震えが止まらなくてびっくりしました。左足がガクガク震えちゃって……こんなの初めてです(笑い)。ドラマの緊張感とライブの緊張感は全然違いま すね。オファーをいただいてからずっと緊張していたんですが、一度引き受けたからには徹底的に、妥協しないでやりたいという意識はあったので、素晴らしい共演者の皆さんに囲まれて、なんとか無事に撮影を終えることができました。

 ドラマは1話から見させていただいていて、本当に僕の青春ど真ん中の昭和の時代から、今の令和にタイムスリップして……という話なので、毎週ドラマを見るのが楽しみでしょうがなかったです。僕はリアルタイムであの時代を過ごしているので、ムッチ先輩の気持ちがすごく分かるんですよね(笑い)。僕も本当に憧れていたので。好きな人を応援するかたちは昭和と令和で変わっていますけど、そこにある愛情とか人情っていうのは、いつの時代も変わらないなっていうのをこのドラマを見て感じます。

 最終回は1話から続く人間関係の面白さ、過去と未来での人と人とのつながりも描かれているので、そこを見逃さないでいただけたらと思います!

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