鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎:第47回日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞に 古賀豪監督、谷田部透湖が喜びのコメント

「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」が「第46回日本アカデミー賞」の優秀アニメーション作品賞に選ばれたことを記念したイラスト(c)映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会
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「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」が「第46回日本アカデミー賞」の優秀アニメーション作品賞に選ばれたことを記念したイラスト(c)映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会

 故・水木しげるさんのマンガが原作のテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期の劇場版「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」が、「第47回日本アカデミー賞」の優秀アニメーション作品賞に選ばれたことを受けて、アニメを手掛けた古賀豪監督、キャラクターデザインの谷田部透湖さんがコメントを寄せた。古賀監督は「本作は公開後お客さんの口コミの力で大きく育ててもらいました。この度この素晴らしい賞を受賞でき、望外の喜びです。願わくば応援していただいたお客さんたちと一緒に喜びを分かち合えたら幸せに思います、ありがとうございました!」とコメント。

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 谷田部さんは「愛を込めて制作した映画が、こうしてたくさんの方に愛されていることがとてもうれしく、そしてそのありがたみを噛みしめる日々です。スタッフの皆様、応援してくださった皆様、『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』に関わられた全ての皆様に、深く深く御礼申し上げます!」とコメントを寄せている。受賞を記念して、釣瓶火が照らす中で鬼太郎の父と水木が正装し、祝杯を挙げるイラストも公開された。

 優秀アニメーション作品賞には「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」、「君たちはどう生きるか」(宮崎駿監督)、「映画『窓ぎわのトットちゃん』」(八鍬新之介監督)、「名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」(立川譲監督)、「BLUE GIANT」(立川監督)の5作品が選ばれた。

 日本アカデミー賞は日本の映画芸術、技術、科学の向上発展のために設けられ、選考は日本アカデミー賞協会員の投票で実施される。今回の選考は、2023年1月1日~12月31日に公開された作品が対象。各部門の最優秀賞は3月8日にグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミール(東京都港区)で開かれる授賞式で発表される。

 「ゲゲゲの鬼太郎」の劇場版が公開されるのは、テレビアニメ第5期の劇場版として2008年12月に公開された「劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」以来、約15年ぶりで、水木さんの生誕100周年を記念して公開された。鬼太郎の父と水木が主人公で、“鬼太郎の父たちの物語”が初めて語られることも話題になっている。

 「デジモンユニバース アプリモンスターズ」や「ゲゲゲの鬼太郎」第5期の劇場版「劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」などを手がけた古賀豪さんが監督を務め、「マクロスF」「ワールドトリガー」などの吉野弘幸さんが脚本、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で副監督を務めた谷田部さんがキャラクターデザインを担当。2023年11月17日に公開され、興行収入が23億6000万円、観客動員数は165万人を突破するなどヒットしている。

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