ちびまる子ちゃん:“城ヶ崎さん声優”本井えみが山田くん役引き継ぐ お調子者とお嬢様を一人二役で 山本圭子の後任

「ちびまる子ちゃん」の山田笑太、城ヶ崎さんの声優を務める本井えみさん(C)さくらプロダクション/日本アニメーション
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「ちびまる子ちゃん」の山田笑太、城ヶ崎さんの声優を務める本井えみさん(C)さくらプロダクション/日本アニメーション

 人気テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ系、日曜午後6時)で、2月4日の放送から声優の本井えみさんが、山田くんこと山田笑太を演じることが分かった。1990年1月の「ちびまる子ちゃん」の放送開始から山田くんを演じ続けてきた山本圭子さんが昨年12月に同役を退任し、本井さんが引き継ぐことになった。本井さんは、「ちびまる子ちゃん」でまる子や山田くんのクラスメートの女の子・城ヶ崎さん役を務めており、山田くんと城ヶ崎さんを一人二役で演じる。

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 本井さんは、山田くんの印象について「山田くんと言えば“笑い声”と“笑顔”だと思うのですが、実は私も、父がいつも笑っていられるようにと“えみ”と名付けてくれました。いつも笑顔でいるためにはなかなかのパワーが必要なのですが、山田くんはいつも笑顔ですごいな、と思っています!」と話している。

 巻き髪とピンクのワンピースをまとった華やかなお嬢様である城ヶ崎さんと、クラスのお調子者の山田くんを演じ分けることになり、「山田くんは元気よく、男の子らしいやんちゃな部分をもっと出せたら山田くんらしくなる、と監督にもアドバイスをいただきました。城ヶ崎さんは反対に“お嬢様”なので、城ヶ崎さんを演じる時は少し高貴な雰囲気が出るように意識してやっています!」とコメント。

 「山田くんはいつも笑っていて、とても明るくて素直で、チャーミングな役だと思います。特徴的な笑い方や、いつも楽しそうに話す“山田くん像”は前任の山本圭子さんが作り上げてきてくださったものなので、そこを守りつつ、お茶の間の皆様に元気をお届けしたいです!」と意気込みを語っている。

 「ちびまる子ちゃん」は、さくらももこさんの人気マンガ。1986年に「りぼん」(集英社)で連載を開始した。静岡県清水市(現・静岡県静岡市清水区)を舞台に、さくら家の次女である小学3年生のまる子(さくらももこ)と家族や友達との日常を描いている。テレビアニメが1990年1月にスタートした。

 ◇キャスト(敬称略)

 まる子:TARAKO▽お父さん:屋良有作▽お母さん:一龍斎貞友▽おじいちゃん:島田敏▽おばあちゃん:佐々木優子▽お姉ちゃん:豊嶋真千子▽山田くん:本井えみ▽城ヶ崎さん:本井えみ

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