薬屋のひとりごと:厚生労働省の電子処方箋タイアップ 「これ、毒です。」ポスター アニメキャラ初「厚生労働」表紙に お薬手帳も

厚生労働省の電子処方箋とタイアップした「薬屋のひとりごと」(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
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厚生労働省の電子処方箋とタイアップした「薬屋のひとりごと」(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

 小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれた日向夏さんのライトノベルが原作のテレビアニメ「薬屋のひとりごと」が、厚生労働省の電子処方箋とタイアップすることが分かった。猫猫のせりふ「これ、毒です」がデザインされたコラボポスターが医療機関や薬局などに掲示されるほか、猫猫が厚生労働省の広報誌「厚生労働」2月号の表紙に登場する。同誌の表紙にアニメキャラクターが登場するのは初めて。同号には、猫猫を演じる声優の悠木碧さんのインタビューも掲載される。

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 電子処方箋は、従来、紙で発行していた処方箋を電子化することで、同じ成分の薬を複数の医療機関・薬局から処方され服用する「重複投薬」や、飲み合わせの悪い薬の組み合わせ「併用禁忌」などを医療機関・薬局が発見しやすくなる。「薬屋のひとりごと」は、毒と薬に異常に執着を持つ元薬師の少女・猫猫が活躍することからタイアップすることになった。

 同作が電子お薬手帳アプリ「EPARKお薬手帳」とタイアップすることも発表された。「薬屋のひとりごと」の着せ替えが登場する。「EPARKお薬手帳」にアニメの着せ替えが登場するのは初めて。

 「薬屋のひとりごと」は、ライトノベルがヒーロー文庫(イマジカインフォス)から刊行されており、コミカライズも人気を集めている。アニメは「魔法使いの嫁」などの長沼範裕さんが監督を務め、TOHO animation STUDIOとOLMがタッグを組んで制作する。

 舞台は、とある大陸の華やかな後宮で、“毒見役”の少女・猫猫が、美形の宦官・壬氏と共に陰謀やウワサのひしめく後宮で起きる事件に巻き込まれていくことになる。テレビアニメが日本テレビ系で放送中。

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