近藤孝行＆小野大輔：ユニット「TRD」　6月26日に活動終了　「どうか最後まで見守っていただけたら」

　声優の近藤孝行さんと小野大輔さんによるボーカルユニット「TRD（トラッド）」が、6月26日をもって活動を終了することが2月2日、分かった。6月26日にアルバム「What’s Going On？」が発売され、ユニット活動を終了する。

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　TRDの公式X（ツイッター）と公式YouTubeチャンネルで「TRDから大切なお知らせ」と題した動画が公開され、活動終了が発表された。小野さんは「皆さんに終わりを伝えるのは心苦しさや寂しさもあるんですけれども、たくさん考えて決めました。なので、どうか最後まで見守っていただけたらうれしいです」と思いを伝えた。近藤さんは「これから先の僕たちの個々人の活動も、引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします」と語った。

　6月26日に発売されるアルバムのタイトル「What’s Going On？」には、近藤さん、小野さんからファンへの「いつでも寄り添う気持ち」が込められているという。ヒップホップユニット「SOUL’d OUT」の元メンバーのSinnosukeさんがリード曲「What’s Going On？」を提供した。アルバムは、これまでの“大人EDM”路線に加え、近藤さん、小野さんがこよなく愛するという1980年代後半から1990年代サウンドをバックボーンに、AOR（アダルト・オリエンテッド・ロック）やネオソウルといったアダルトコンテンポラリーな楽曲が収録されるという。

　TRDは、2021年6月にメジャーデビュー。ライブイベントでは歌唱のほか、楽曲からインスパイアされた朗読を披露するなど声優アーティストらしいパフォーマンスを見せてきた。ラジオ番組「TRDのDope Rad Talking」も人気を集めた。