ローティーン向けファッション雑誌「nicola(ニコラ)」(新潮社)の専属モデル(ニコモ)の近藤結良(こんどう・ゆら)さんが、3月18日に開幕する「第96回選抜高等学校野球大会(センバツ)」(毎日新聞、日本高等学校野球連盟主催)の応援イメージキャラクターに就任し、2月19日に東京都内で行われた発表会に登場した。近藤さんは、お披露目された応援ポスターと並んで立ち、「お話を聞いて最初すごく驚いたんですけど、完成したポスターを見て実感とうれしさがこみ上げてきました」とにっこり。「熱い情熱をもって応援したいなと思います」と意気込んだ。
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近藤さんは愛知県出身、16歳の高校1年生。2019年9月に「第23回ニコラモデルオーディション」でグランプリを獲得し、同月から同誌で専属モデルとして活動。芸能事務所「オスカープロモーション」に所属している。
野球への興味を聞かれると、近藤さんは「小さいころからお父さんとキャッチボールしていて、それがお父さんとの楽しみの一つだった。家族で野球の観戦に行ったりもしていたので、親しみのあるスポーツ」と説明。センバツについては「高校球児の皆さんにとって憧れの舞台だと思っていて。その日に向けて一生懸命努力している皆さんを尊敬しています」と話し、高校球児からは「パワーを受け取りたいなと。皆さんを見て、私も自分の夢に向かって頑張っていけたらと思います」と語った。
過去には、小芝風花さんら同じ事務所の先輩たちも応援イメージキャラクターを経験していて、近藤さんは「皆さんの並んだ中に私が入れる、というのがドキドキというか、うれしさというか……不思議な感覚で。実感がわいているようで、わいていない感じです」と心境を告白。将来の夢を聞かれると「夢は女優さんになることです。今雑誌のモデルとして活動していて、それも生かしつつ、将来的には女優さんになって、イメージと違うダークな役とか、高校生だから学園ものとかをやれたらいいなと思います」と意欲的に語った。
会見では、近藤さんが登場する「センバツ応援ポスター」もお披露目された。ポスターは、近藤さんが球場で応援を呼びかける様子を表現している。出場校名や大会の開催概要などが記載され、2月下旬から大会終了までのおよそ1カ月間にわたり、各出場校の地元をはじめ全国で配布・掲示される。