2月23日に開幕するラグビーの世界最高峰リーグ「スーパーラグビー パシフィック」が、WOWOWオンデマンドで全91試合をライブ配信するとともに、大会のクライマックスとなるプレーオフ決勝を放送することが明らかになった。また、レギュラーシーズン毎節1試合を無料配信する。

あなたにオススメ

2027年大河ドラマ主人公・小栗忠順とは？　近代日本に欠かせない人物

　「スーパーラグビー パシフィック」は、2023年ワールドカップ（W杯）で準優勝したニュージーランド、オーストラリア、フィジー、サモア、トンガを拠点とする12チームが参加する。

　今大会の注目の的は、14回の優勝経験を持つ（2020年、2021年の「アオテアロア」を含む）を誇る王者クルセイダーズ。ニュージーランドが誇る名門で、スーパーラグビーが「パシフィック」の名を冠した直近2シーズンも連覇中だ。2023年W杯トライ王のウィル・ジョーダン、スコット・バレットなど名選手がそろっており、今季も優勝候補の筆頭と目されている。U20日本代表など日本での指導実績もあるロブ・ペニー新ヘッドコーチの手腕が問われるシーズンでもある。

　そのクルセイダーズを追うのが、同じニュージーランドのライバルであるチーフス（昨季準優勝、リーグ戦1位）とブルーズ（昨季4強、リーグ戦3位）の2チームだ。チーフスには2023年W杯に出場したダミアン・マッケンジー、サミソニ・タウケイアホが健在。ブルーズには昨季12トライのマーク・テレア、リーコ・イオアネといったトップ選手が名を連ねている。両チームとも打倒クルセイダーズと悲願の優勝に向けて闘志を燃やす。

　一方、オーストラリアは昨季同国のチームで最高位（昨季4強、リーグ戦4位）のブランビーズ、ワラターズ（昨季8強、リーグ戦6位）、レッズ（昨季8強、リーグ戦8位）といったチームがニュージーランドの強豪を追う。また、昨季は初のプレーオフ進出を果たし、2023年W杯で決勝トーナメントに進出したフィジーの躍進に貢献したフィジアン・ドゥルア（昨季8強、リーグ戦7位）も注目される。

　第1節で無料配信となるゲームは、開幕戦のチーフスVSクルセイダーズで、昨シーズンのプレーオフ決勝の再現となる屈指の好カード。WOWOWオンデマンドで2月23日午後3時から配信される。第2節以降の無料配信ゲームは随時発表される。