浜辺美波:映画「六人の嘘つきな大学生」で赤楚衛二と共演 就活を巡る“心理戦”を描いた青春ミステリー

映画「六人の嘘つきな大学生」に出演する浜辺美波さん(左)と赤楚衛二さん(C)2024「六人の嘘つきな大学生」製作委員会
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映画「六人の嘘つきな大学生」に出演する浜辺美波さん(左)と赤楚衛二さん(C)2024「六人の嘘つきな大学生」製作委員会

 俳優の浜辺美波さんと赤楚衛二さんが、11月22日公開の映画「六人の嘘つきな大学生」(佐藤祐市監督)に出演することが3月1日、明らかになった。累計40万部を突破した浅倉秋成さんの同名小説(KADOKAWA)が原作の青春ミステリーで、6人の大学生の就職活動を巡る心理戦を描く。浜辺さんは早稲田大学社会科学部の学生で、洞察力に優れた主人公・嶌衣織(しま・いおり)を、赤楚さんは嶌と第2次面接で出会う立教大学経済学部の学生で、6人の中のムードメーカーとなる波多野祥吾(はたの・しょうご)を演じる。

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 成長著しいエンターテインメント企業「スピラリンクス」を舞台に、新卒採用の最終選考に6人の就活生が残る。彼らに与えられた課題は、1カ月以内にチームを作り上げ、グループディスカッションをすること。全員で内定を得るため、6人の学生たちは互いに交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「6人の中から1人の内定者を決める」ことだった。

 仲間だったはずの6人は一つの席を奪い合うライバルになり、議論が進む中、おのおのの名前が書かれた6通の封筒が発見される。その中の1通の封筒を開けると「●●は人殺し」という告発文が入っていた。そして、6人の「本当の姿」が次々と暴かれ……と展開する。

 浜辺さんは「原作が素晴らしく、一気に読み進めてしまいました。脚本が手元に届き、映画の中で描かれる嶌衣織が6人でいる環境の中で、どのような立ち振る舞いをすれば良いのかについて最後まで苦悩していた気がします。それぞれ自身の役で悩んだ時には皆で話し合うこともありました。出演者6人で過ごす日々は濃厚で毎日心が揺さぶられ、何より熱のある撮影現場でした。試写後の感想会では今まで経験したどの作品よりも一番盛り上がり、その時に6人で共有した、作品の熱が宣伝、そして映画公開で皆様に伝わることを楽しみにしています」と語った。

 赤楚さんは「出演が決まり本を読ませていただいたのですが、人の裏の顔、信頼関係が壊れていくさま、二転三転する怒涛(どとう)の展開に引き込まれたのを覚えています。佐藤組は初参加なのですが、監督がとても面白い方でした。リハーサルを積み重ねる日々もあり、まるで舞台の稽古(けいこ)のようで、ブラッシュアップしていく過程に学びが多くありました」とコメントを寄せた。

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