葬送のフリーレン:“神回”と話題 スタッフが「ありったけをぶつけた」 フリーレン複製体との激しい戦い

「葬送のフリーレン」の第26話「魔法の高み」の一場面(c)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
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「葬送のフリーレン」の第26話「魔法の高み」の一場面(c)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

 「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中のマンガが原作のテレビアニメ「葬送のフリーレン」の第26話「魔法の高み」が3月8日、日本テレビのアニメ枠「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」で放送された。アニメを手掛ける斎藤圭一郎監督は、自身のX(ツイッター)で第26話について「ここまで積み上げてきたありったけをぶつけた」とコメントしており、Xでは「神回」「最高」などと話題になっている。

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 放送中の「一級魔法使い試験編」は、フリーレンやフェルンが一級魔法使いを目指して、試験に挑む。個性豊かな魔法使いたちが、それぞれの個性を生かした魔法で戦う。「葬送のフリーレン」は、バトルシーンが見どころの一つとなっているが、「一級魔法使い試験編」は、これまで以上の激しいバトルが描かれている。

 第二次試験の課題はダンジョン攻略で、フリーレンたち受験者の前に“複製体”が現れ、“自分対自分”との戦いが展開された。“最大の敵”はフリーレンの複製体だ。千年以上生き、魔王を倒した魔法使いのフリーレンを模した複製体を倒すのは困難を極めるが、フリーレンの弱点に気付いているフェルンとフリーレン本人が戦いに挑んだ。

 “最大の敵”との激しいバトルが、躍動感、スピード感あふれる“神作画”で描かれたこともあり、熱くなった視聴者も多かったようだ。

 「葬送のフリーレン」は、山田鐘人さん原作、アベツカサさん作画のマンガで、「週刊少年サンデー」で2020年4月に連載をスタートした。魔王を倒した勇者一行の魔法使いで、エルフゆえに長寿であるフリーレンが仲間の死を経験し、“人を知るため”に旅をすることになる。アニメは、「ぼっち・ざ・ろっく!」などの斎藤さんが監督を務め、マッドハウスが制作する。種崎敦美さんが主人公・フリーレンを演じるほか、市ノ瀬加那さん、小林千晃さんらが声優として出演する。

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